『え? さすがにマズいだろ!』妖精ザギトワが運転中に動画撮影→赤信号無視の疑惑で物議!露スポーツ界重鎮も『一度罰を受けたほうがいい』

  美しい景色を撮影したつもりが、とんだ墓穴を掘ってしまったようだ

 

  ロシア国内で物議を醸しているのは2018平昌五輪・女子フィギュアスケートの金メダリストであるアリーナ・ザギトワだ。21歳になった張人気者は数日前、自身のインスタグラム・ストーリーにひとつの動画をアップロード。メルセデスベンツの『ゲレンデバーゲン』を運転中にスマホで撮影されたもので、綺麗な夕日に照らされる川沿いの政府庁舎ビルなどを紹介した

 

  だが、その動画にはザギトワが明らかな交通違反を犯している事実が映し出されていた。動画の映像には、青信号の歩道を車が横切る様子が収録されていたのだ。よく見ると対向車の車はすべて停止しており、ザギトワが赤信号を無視したのではないかという疑惑が浮上した

 

  ロシア・メディア『SHOT』は横断歩道に設置された防犯カメラの映像を入手。『答は明確だ。ザギトワは赤信号を無視する交通違反を犯している』と断定し、『歩行者は彼女の車が過ぎ去るのを待たなければならなかった。罪に問われれば6か月の免許停止か5000ルーブル(約7600円)の罰金を科される』と伝えている。完全なわき見運転による信号無視のようだ

 

  一方、スポーツメディア『Sport24』は『ファンの間で盛んに議論が交わされてい(る)ようだが、大半の意見は″有罪”である。信号無視しただけではなく、スマホで動画を撮影している点も危険行為とみなされる可能性がある』と報じ、『え? さすがにマズいだろ!』『女王よ、君は何をやっているんだ?』『歩行者がいなかったから良かったものの、大事故になっていたかもしれないよ』といったSNS上のコメントを列挙している

 

  ロシア連邦議会の下院議員で、元女子スピードスケートの五輪金メダリストであるスベトラーナ・ジュロワ氏は『看過できない問題ね。運転中にスマホなど絶対にダメでしょ。彼女は一度罰を受けたほうがいいと思う。そこから学ぶこともある』と断じた

 

  なお『Sport24』は、2019年5月にもザギトワは交通違反疑惑で世間を賑せたと報道。当時16歳だったザギトワは今回と同様に自身が運転している様子を動画で撮影してSNSに公開したが、ロシアでは18歳未満は運転免許を取得できない。無免許運転の容疑がかけられたが、2か月後には証拠不十分で捜査を終了したと発表した

 

  今回は明らかに″証拠”があるが、4年前のようにまたお咎めなしで決着するのだろうか。いまや本業のフィギュアスケーターというよちも、エンタメ界でマルチタレントのように重宝されているザギトワ。風貌もライフスタイルもどんどん派手になっている印象がある