坂本花織、GP優勝の裏で粋な対応  米15歳との交流に海外メディア注目『願いを叶えた』

会見で見られた2位米選手との交流シーンとは

 フィギュアスケートのグランプリ(GP)シリーズ第1戦スケートアメリカが23日(日本時間24日)、米マサチューセッツ州ノーウッドで女子フリーが行われ、坂本花織(シスメックス)が合計217.61点で、海外開催のGP初優勝を飾った。坂本を『アイドル』と慕う2位の米スケーターが、舞台裏で交流したシーンに海外メディアが注目。日本人ファンからも『なんて微笑ましい光景』『乙女心が可愛らしい』と反響が寄せられている

 

 後輩選手の願いを叶えた。22日(同23日)のショートプログラム(SP)で首位に立った坂本は記者会見に出席。そこにSP2位のイザボー・レヴィット(米国)も同席していた。会見場では“自撮り大会”が発生。レヴィットが笑顔でスマホを構えると、坂本も白い歯をこぼしながら、ピースサインを作っていた

 

 

 

 海外フィギュアスケート専門メディア『ゴールデンスケート』公式ツイッターは実際の画像を公開。文面に『イザボー・レヴィットは記者会見時に喜んだ。カオリ・サカモトに合うことを本当に楽しみにしていたという。彼女はレヴィットにとっての最大のアイドル。カオリをロッカールームで見かける度に、セルフィーをお願いするか迷っていた。カオリはその願いを叶えてあげた!』と説明している

 

 その光景に日本人ファンも反応。『なんて微笑ましい光景』『かわいすぎる』『乙女心が可愛らしい』『なごなご』とコメントが寄せられた。レヴィットはフリーで135.36点を記録し、合計206.66点で総合2位。憧れの先輩とワンツーフィニッシュを飾った