女子シングル結果
ジャッジスコア
坂本花織選手優勝。松生理乃選手体調不良で棄権
坂本花織選手
【フィギュア】坂本花織が海外開催のGP初優勝、会場は大声援 2位レビトに10.95点差
<フィギュアスケート:グランプリ(GP)シリーズ第1戦スケートアメリカ>◇23日(日本時間24日)◇米・ノースウッド◇女子フリー
ショートプログラム(SP)首位の坂本花織(22=シスメックス)が、海外開催のGP初優勝を飾った
フリーもトップの145.89点を記録し、合計217.61点。2位のレビトに10.95点差をつけた
『世界女王』の肩書を意識せず、自分らしさを貫いた。昨季は北京五輪(オリンピック)で個人、団体銅メダル。世界選手権は初優勝を飾り、世界にトップスケーターへの階段を駆け上がった。スケートアメリカはシニア1年目だった17年にGPシリーズ初の表彰台(2位)に立ち、平昌五輪出場につなげた思い出の大会。過去4度出場してきたが、今回が最も注目度が高くなった。22日のSP後には海外メディアから『世界女王として、プレッシャーはないのか』と問われた
坂本は変わらなかった
『』
一方でSP、フリーともに最終滑走。近年、国内外の大会で最終滑走を経験し、緊張感に向き合う術も身に付けてきた。GP2戦目は第5戦NHK杯(11月18~20日、札幌)を予定。目の前に全力を注ぎ、新たなシーズンを駆け抜ける
SP8位の松生理乃がフリー棄権 第3戦フランス大会にもエントリー
◇フィギュアスケートGPシリーズ・スケートアメリカ最終日(2022年10月23日 ノーウッド)
女子フリーが行われ、20年全日本ジュニア女王でSP8位の松生理乃(中京大中京高)は棄権した
前日のSPは59.50点。この日のフリーでは5番滑走の予定だった。9月に開催された中部選手権で連覇を達成し、今季のGPシリーズは第3戦フランス大会(11月4~6日)にもエントリーしている
アイスダンス結果
ジャッジスコア
村元哉中、高橋大輔組6位(優勝はマディソン・チョック、エヴァン・ベイツ組)
アイスダンス“かなだい”は6位フィニッシュ『オペラ座の怪人』で魅了
◇フィギュアスケートGPシリーズ・スケートアメリカ第3日(2022年10月23日 米マサチューセッツ州ノーウッド)
アイスダンス5位発進した村元哉中、高橋大輔組(関大KFSC)はフリーダンス6位の100.01点を出し、合計169.68点の6位だった
村元は白、高橋は黒の衣装で『オペラ座の怪人』を演じた。高橋にとってはシングルで06~07年以来の再演で『いつかもう一度滑りたいと思っていた』というプログラム。序盤のリフトからレベル4を獲得するなど演目の世界観に没入し、米国の観客を魅了した
GP初戦を終え、来週のデニステン・メモリアルチャレンジ(カザフスタン)に出場し、11月18日からはじまる第5戦NHK杯(札幌)へ向けて調整していく
首位発進したマディソン・チョック、エバン・ベーツ組(米国)がフリーダンス2位の120.17点、合計202.80点で優勝した