『間違いなくレジェンド』 女王シェルバコワが羽生結弦に特段の敬意!前人未到の4回転半も『成功する可能性は高い』

 日本のアイス・プリンスに五輪女王も特段の敬意を表している

 

 北京五輪閉幕となった2月20日、中国国際テレビ局『CGTN』のニュース番組『T-house』が、フィギュアスケート女子で金メダルを獲得したアンナ・シェルバコワ(ロシア・オリンピック委員会=ROC)のインタビュー映像を公開した

 

 そのなかで話題として持ち上がっていたのが、前人未到の4回転半ジャンプ(4回転アクセル、クワドアクセル)に挑戦した羽生結弦(ANA)だ。その存在についてシェルバコワは『間違いなくフィギュアスケート界のレジェンドであり、比類なき高みに到達した』と語っている

 

 さらに、初対面の記憶を『信じられない気持ちだった』と振り返った女王は、現在の羽生について『このスポーツを前進させ続けている』と言及。4回転半の成否に対しても、『3回転半をいとも簡単にこなせるので、成功する可能性は高いと感じている』という

 

 また、羽生が金メダルより4回転半を重要視していた点に関しては、『彼はすでに多くのタイトルを保持している』と前置きしたうえで、『もう彼は選手と競うために戦っていない。それよりもおそらく自分自身を表現すること、目標を達成することなのだろう』と分析した

 

 20日のエキシビション後に行われたインタビューでは、『羽生結弦のスケートというものを、ちゃんと僕自身、もっと納得できるような形にしていきたい』と語った羽生。はたして今後のキャリアでは、どんな演技を見せてくれるのだろうか。今から楽しみだ