金のシェルバコワ、ドーピング問題のワリエワについて問われ『私が思っていることは本人に直接伝えます』

 

 ◆北京五輪  ▽フィギュアスケート(17日・首都体育館)

 

 女子フリーが行われ、昨季の世界女王でショートプログラム(SP)2位のアンナ・シェルバコワ(ROC)は、自己ベストの175.75点、合計255.95点で金メダルに輝いた。これまでの自己ベストはフリー168.37点(22年1月・欧州選手権)、合計241.65点(21年4月・世界国別対抗戦)だった

 

 会見では『6か月ずっと五輪に向けて準備することを考えていた長いここまでの道のりでした。終わったこともまだ、理解していない。夢を見ているみたいです』と喜びを語った。2連覇のかかる26年ミラノ・コルティナダンペッツォ五輪に向けては『現時点で結果は達成することができた。自分の中で整理して、今後を決めたい』と話すにとどめた

 

 また、ドーピング陽性反応が発覚したものの出場が認められ、4位だったカミラ・ワリエワ(ROC)について問われると『カミラの演技は一部、最初のジャンプを見ていました。私が思っていることは本人に直接伝えます』と話すにとどめた