坂本花織がミス連発のワリエワに同情  『見るのがつらかった』

 ◇北京五輪第14日・フィギュアスケート女子フリー(2022年2月17日 首都体育館)

 

 銅メダルを獲得して記者会見に出席した坂本花織(21=シスメックス)が、4位に沈んだカミラ・ワリエワ(15、ロシア・オリンピック委員会=ROC)に同情した。ワリエワが自身の得点を上回ればメダルを逃していたが、ドーピング違反問題で世界中から批判を浴びた15歳は最終25番滑走でジャンプのミスを連発するなど、精彩を欠きっぱなし。『ワリエワがどんどん失敗した』と聞かれ、『正直、見るのがつらかった。いや、つらかったです。団体の時の勢いのイメージがあったので、今日はどうしたんだろうなという感じで見ていました』と話した

 

 

坂本選手は、言葉を選んでワリエワ選手に関する質問に答えていたなと思います。今回の騒動は世界中で衝撃と波紋を広げているのは間違いないですし、迂闊なことを言ってはいけないと坂本選手が察していたのではないかなと。そんな気がします

 

浅田真央さん(2010バンクーバー冬季五輪銀メダリスト)以来12年ぶりのメダリストとなった坂本選手。20日に行われるエキシビションでは、坂本選手らしい演技を見せてほしいと思います