アデリーナ・ソトニコワ選手、２３歳で現役引退を決断した理由は？

ＴＨＥ　ＡＮＳＷＥＲから（３月２日）

五輪女王ソトニコワ、２３歳で引退決断の理由とは

『フィギュアをやりたい。でも・・・』

健康状態の問題により休養が続いていた

　フィギュアスケートのソチ五輪金メダリスト、アデリナ・ソトニコワ（ロシア）が現役引退を表明した。海外メディアが伝えている。ソトニコワはソチ五輪で女子シングルではロシア勢初の金メダルを獲得。６位に終わった１５－１６年ロシア選手権以来、休養が続いていた

　ソトニコワの引退を伝えているのは、米スポーツ専門局『ＮＢＣスポーツ』だった。ロシアメディアの報道を引用する形で伝えている

　ソトニコワは『公式にプロスポーツからの引退を発表したいと思います。間違いありません。なぜなら今は健康で、幸せでいたいのです』と話しているという

　近年はエフゲニー・プルシェンコ氏に師事し、アイスショーなどではファンの前に姿を見せていたが、２３歳で競技からの引退を決断した

　近年は精神的、肉体的な苦痛に直面していたことが報じられていた。同局によるとソトニコワはロシアメディアに対し、『私にとってその決断は悲しく、難しいものです。私のファンをこれからも幸せにします。しかしプロとしてではありません。競技を見るときは本当にフィギュアを愛おしく思い、心が痛いです。フィギュアをやりたいですから。でも残念ながら私の健康状態がそれを許さないのです』と現役続行を諦めた理由を明かしているという

　１７歳で五輪の金メダルを獲得。日本にもファンの多い女王は志半ばで競技の世界から身を引くこととなった