THE ANSWERから(3月31日付)
https://the-ans.jp/news/56656/
メドベ、来季4回転習得を明言
ロシア名手は課題を指摘『もう少し身長が低ければ・・・』
海外メディアで注目発言
『来季の目標は難しいジャンプの習得。4回転サルコーとか』
フィギュアスケートの世界選手権で銅メダルを獲得したエフゲニア・メドベージェワ(ロシア)が来季は4回転を目指すことを海外メディアのインタビューで明言。これを受け、ロシアの元女王は『4回転ジャンプへ問題ないテクニックを持っています』とし、不可能ではないとの見方を示した。ロシアメディアが伝えている
メドベージェワは挑戦をやめない。IOC運営の五輪専門サイト『オリンピックチャンネル』に登場し、インタビューに応えた。これをロシア紙『スポルトエクスプレス』も報じ、メドベージェワのコメントを紹介。『来シーズンのスタートにおいて私の主要な目標は――実際に難しいジャンプを習得することです』と、注目発言をした
『例えば、4回転サルコーや4回転トウループとか。フィギュアスケートは前に進んでいます。それは今、明白です。来シーズン、戦うことがいかに難しいかは分かっています。私の目標は体的な面でより強くなること、心を落ち着けること、そして練習で難しいジャンプを跳んで、その後試合で試みることです』
このように話し、来季は4回転ジャンプ挑戦を視野に入れていることを明かした。これを受け、ロシアの元世界女王が反応した。ロシアメディア『Sport24』によると、99年の世界選手権(で)優勝したマリア・ブッテルツカヤ氏は『ジェーニャは(4回転を跳ぶ)とても大きな願望を持っていると思います』と理解を示した上で、こう語ったという
課題は身長?
ブッテルスカヤ氏『ほんの少し低かったら疑い持たない』
『もちろん、彼女はそれを練習で試みるでしょう。どれほどうまく行くかは分かりません。でも、彼女は19歳です――まだ若い。絶対的に人間の可能性が大きいのは現実です。すべてを習得することが可能ですし、彼女は4回転ジャンプへ問題ないテクニックを持っています。単純に自分のコンディションを維持することが必要です。成功を祈っています』
このように話し、不可能なことではないと断言。さらに『ポテンシャルですか? 言うのは難しいですが、もし、私が彼女の練習でのトライを見ていたら、私は正直にそれが現実的かどうかを言いますが。私は自分の考えを言いませんが、繰り返して言います。すべて可能だと』と話したといい、可能性を否定することはなかった
ただ、『単純に彼女の身長が気になりました。もし、ほんの少し身長が低かったら(4回転を跳べるのに)疑いを持たないぐらいです』とも話したといい、159センチある身長が課題になると見ているようだ。果たして、メドベージェワは来季どんなプログラムでリンクを舞うのか。早くも熱視線が集まっている