スポーツ報知から(10月23日付)
https://www.hochi.co.jp/sports/winter/20181022-OHT1T50241.html
坂本花織『次につながる』2位、技術点は宮原超え
◆フィギュアスケート▽GPシリーズ第1戦・スケートアメリカ最終日(21日・エバレット)
女子フリーが行われ、平昌五輪4位でショートプログラム(SP)1位の宮原知子(20)=関大=が145・85点をマーク。今季世界3位の219・71点で大会連覇を果たした。同6位でSP2位の坂本花織(18)=シスメックス=はフリー142・61点、合計213・90点で2位。シニア2年目の本田真凛(17)=JAL=は右足首を痛めた影響でジャンプミスが目立ち、95・30点、合計158・04点の8位だった
坂本が持ち味のダイナミックなジャンプで観客を魅了した。3回転ルッツで減点されるミスがあったものの、SPから安定した演技を見せ、昨年に続き2位で表彰台に上がった。『次の大会につながると思う。ショートプログラムもフリーも(仕上がりが)間に合って良かった』と、ホッとした表情を浮かべた。映画『ピアノ・レッスン』の大人びた楽曲を丁寧に演じ、スピンとステップは全て最高難度のレベル4をそろえた。技術点では優勝した宮原を0.41点上回る75.41点を稼ぎ、特長を出し切った
次戦のフィンランド大会(11月2~4日)でも表彰台に上がれば、初のGPファイナル出場も近づく。表現力に課題を残すものの、追うべき背中は見えている。『(宮原)知子ちゃんを超えるには、まだまだ壁は分厚くて高い。知子ちゃんのようにストイックになって上を目指したい』と、成長を誓った