ハンフィポストから
https://www.huffingtonpost.jp/2018/04/16/patrick-chan_a_23412588/
16日に現役引退を正式に表明したパトリック・チャン選手。悩みに悩んで下した現役引退という決断だったのではないかなと思います
カナダスケート連盟を通じて、チャン選手はこのようなコメントをしています
新しい挑戦に移る時が来た。自分の経験が、若手を勇気づけることにつながっていけば
高橋大輔さんと羽生結弦選手がチャン選手の高いスケーティング技術についてこう語っていました
高橋大輔さん
比べられると、自分のスケーティングは問題が目立つ
羽生結弦選手
あのスケーティングをしながらジャンプを跳ばれると、もう勝つすべがない
2人にこのような発言をさせるぐらい、チャン選手のスケーティング技術は目を見張るものがありました。今は亡き恩師・オズボーン・コルソンコーチからフィギュアスケートの基礎であるコンパルソリーを徹底的に叩き込まれて得た素晴らしいスケーティング技術だったのではないかなと。そう思います
2月に行われた平昌冬季五輪男子シングル個人戦は9位だったけど、団体戦で獲得した金メダルは、亡き恩師・オズボーン・コルソンコーチに捧げられた金メダルだったのではないかなと思います。チャン選手はこのような感謝のコメントを残しています
僕を信じてくれ、機会を与えてくれてありがとう
チャン選手はカナダスケート連盟のホームページでこのようなコメントをしています
カナダのためにスケートに取り組むことは名誉であり、特権だった。自分の夢や願望を満たすことができた
カナダスケート連盟は『スケートのレジェンド』とチャン選手をたたえたそうです
パトリック・チャン選手の現役引退で『1つの時代が終わった』と感じます。カナダ男子はエラッジ・バルテ選手、ケヴィン・レイノルズ選手が引退し、2人に続く形でパトリック・チャン選手も現役を退きました。驚いたことに、3人とも同い年(1990年生まれ)
エース的存在だったパトリック・チャン選手の引退で、カナダ男子は今後、どうなっていくのか。誰がエースに躍り出るのかに注目です