［１１月６日付 読売新聞朝刊から］
鮮烈１４歳リプニツカヤ
ＧＰ中国杯 ２位デビュー
【上海（中国）＝若水浩】 ３日まで上海で行われたフィギュアスケートのグランプリ（ＧＰ）シリーズ第３戦、中国杯で、２０１４年ソチ五輪の地元ロシアから、女子の新星がデビューした。昨季の世界ジュニア選手権女王で１４歳のユリア・リプニツカヤだ。シニアのＧＰ初戦で、優勝した浅田真央（中京大）と３・８４点差の２位に入り、ショートプログラム（ＳＰ）では、浅田を０・１７点上回り首位に立つ健闘を見せた
ＳＰでは３回転－３回転の連続ジャンプを決め、驚異的な柔軟性を活かした高速スピンでは、３つとも最高難度の評価を獲得した。フリーでは連続ジャンプなどでミスが出たが、ジュニアよりも３０秒長くなるシニアでも、大きく失速せずに最後まで滑りきった
「足が震えた」と初々しさものぞかせたが、「最初の試合で２位になれて幸せ。ＧＰファイナルに行けるチャンスもある」と笑顔を見せた。誕生日は６月５日のため、「五輪前年の７月１日に１５歳」というソチ五輪出場の年齢資格を満たす
７年前、ジュニア女王の勲章を手に中国杯でシニアのＧＰデビューを２位で果たした浅田は「自分と同じパターン。若く勢いがあり、レベルの高い選手と試合や練習ができて刺激をもらった」と話す
日本でのリプニツカヤ選手旋風はすごいですね。中国大会開催中は日本のどのスポーツ新聞もリプニツカヤ選手を取り上げていましたから
このこと（日本でのリプニツカヤ選手旋風）がかえって、リプニツカヤ選手にプレッシャーをかけ、追いつめてしまわないか心配です
