今思えば症状がでていたのは
中学生のころでした。

私は小中高といじめを受けていました。
曲がったことが嫌いで、
思ったことははっきり言う性格なので
間違ってることは間違ってると
いけないことはいけないと
言っていたので、それが
嫌われる原因だったんだとおもいます。

突然仲間はずれにされ陰口を言われ
男子からもきもい、ぶす、きえろ
毎日毎日言われていました。

しかし負けず嫌いな私は
いじめを受けていても
(私は気にしてないわ)ぐらいの
空気をだしていました。

しかしメンタルはズタボロで
家に帰っては泣いて自傷行為をし
学校行ってはいじめに耐えて
という生活をしていました。

しかし私にも限界がきて
ある時親にいじめられているから
学校に行きたくないと
言ったことがありました。

しかし私の親は
そんなことで負けるな!
今行かなくなったらいじめてる人たちの
思うつぼだよ!
といわれました。

当時の私は優しい言葉を
かけてくれるとおもっていたので
とてもショックで、とても傷つきました。

今になればそれが
母なりの優しさだったんだとわかります。

でも当時中学生の私には
誰も私の味方はいないんだと思い
こんな辛い思いをするのなら
死んでしまいたいと思うようになり
自殺しようとしました。
しかし幸いにも失敗におわり、
またいつもの辛い生活に戻りました。

そのまま中学校3年間を終え、
中学校のメンバーが行かない高校に
進学しました。

やっと楽しい学校生活が送れる
そう思っていました。
しかし高校でもいじめを受けた私。
その反動でグレてしまい
タバコを吸ったり
夜遅くまで家に帰らなかったり
学校生活では3度謹慎になったり
荒れた生活をしていました。

そんな私ですが小学校のころから
看護師になりたいという夢があり
卒業後は看護師の専門学校に進学
しました。

しかしそこでもやはり
いじめを受けることになり、
専門学生2年の2月
残り1年頑張れば看護師になれると
思った矢先
いじめに必死に耐えていた私ですが
自傷行為の頻度は増え、毎日するように。
喜怒哀楽も激しく、常にイライラし
無気力でなにもする気になれず
私なんかいらない、必要ない存在なんだと
常に思うようになりました。

死ね、消えろ
そんな声も常に聞こえるようになり

誰もが私のことを悪く言っている
陰で私の悪口を言っているんだと
おもうようになり
学校にも行けなくなりました。

自分の部屋に引きこもるようになり
部屋には大きな顔のおじさんと
魔女が見えるようになりました。

それが嫌で家にも帰らなくなり
どうやったら楽になれるのか
どうやったらこの辛い現実から
逃れられるのか考えていました。

ある時睡眠薬をたくさんのめば
楽に死ねると思った私は
かかりつけの病院にいき
睡眠薬をたくさん処方してもらい
薬局では眠るための漢方とお酒を買い
お酒で大量の薬と漢方薬をのみました。

途中で私の記憶は途絶えていて
目が覚めたときには
病院のベッドの上でした。

そばには父が座っていて
ずっとついていてくれたことをしりました。


それでもその時の私は
生きていることに落胆し
失敗したことを後悔しました。

退院してからは
自宅でゆっくり療養し
薬もちゃんと飲むようになりました。

そこからは症状はある程度おちつき
日常生活に支障がないくらいに
なりました。


今となってはなんであんな
馬鹿なことをしたんだとおもいますが
青春時代の楽しい思い出はなく
辛く、苦しいものでした。

今は旦那と子供に恵まれ
幸せに暮らしていますが
やはり時々ストレスがたまると
発作的に症状がでるときがあります。
感情がコントロールできないときが
あります。

しかし家族ができてからは
死のうとおもったり
自傷行為をしたり
そーゆうことはなくなりました。

精神病を受け止める
理解することは難しいことですが
全てを受け止めてくれる人に
出会えることはありがたいことですね。

少しでも統合失調症っていう病気を
知ってくれる人が増えたら嬉しいです。
また悩んでる人たちに
少しでも力になれたら嬉しいです。