君に聞こえるように
ため息をついた
逃げるほどの幸せはない
逃げたいほど苦しいけど
憂鬱が癖になって
息すらとめてしまいそうだ
日が沈んでいく頃には
僕は死ぬんだろう
終わりのない線路に
ぐるりぐるりと
とめどない憂鬱をのせて
少しずつズレていって
半周ぐらいしたところで
もう無理だって思った
あと少しで壊れそうな
脆いものに僕ら
いつまでもしがみついてる
君が気づかないように
ひとつ嘘をついた
僕が傷つかないように
ふたつめの嘘をついた
不安が音を立てて
耳をふさいでうずくまった
日が昇ってくる頃には
君は…
少しずつ離れていって
半周ぐらいしたところで
つないでた手を離した
あと少しで消えるような
儚いものを僕ら
見つめ続けてる
いつになったら
終わりが来るのかって
この憂鬱の電車から
降りないのは僕だった
少しずつズレていって
一周ぐらいしたところで
元に戻れるようなそんな二人でいたいな
日がどれだけ沈んでも
次の朝には登るように
僕らをのせたこの電車は
当たり前の線路を走る




