気持ちが少し上向きになってきた。
 
最近読んでいる本は、私が一番好きな作家の森博嗣の最新?エッセイ「静かに生きて考える」

森博嗣は小説もエッセイもどちらも大好き。

でもまだ未読のものもある。

「オメガ城の惨劇」と「情景の殺人者」、エッセイは「妻のオンパレード」

エッセイはまだ未読のものが他にもあると思う。

 

 

森博嗣のエッセイとは別にもう一冊少しずつ読み進めているのは「小山さんノート」

ずっと気になっていてやっと買えた。

でも他人の日記というものを読むのは罪悪感があって悩んでしまう。

著者の意向で世の中の人に公開されているのなら何も悩むことないのだけど、この「小山さんノート」のような場合、死後に勝手に公開されること、そしてそれを読むことはどうなのかと考え込んでしまう。

それなのでこの本がどのような経緯で作られたものなのか、小山さんの意向はどうだったのかということを知りたくて本屋さんでぱらぱらと読んでみたところ、小山さんが生前に編者の一人の方に「読んでもいいわよ」と言われたとあった。

でもこれはその交流のあった特定の方に向けての言葉だから、果たして世の中のあらゆる人に向けても同じように思っていたかは今となってはわからない。

他にも小山さんの意向がこの本のどこかに書かれているのかもしれないけれど、本屋さんで流し読みした程度では見つけることができず、悩んだけれどもやはり私は読んでみたいという自分の欲望を優先しこの本を買った。

 

この本に限らず死後に公開された日記、たとえば有名なものでいえば「アンネの日記」もそう。

本当に読んでいいのか罪悪感が消えない。

でも自分の欲望を優先してしまう。

私はそういう人間なのだと開き直るつもりはないけれど、矛盾した気持ちを抱えながら、いつも生きている。

 

 

先日ベランダに置く春の花を買ったのだけど、また追加して買ってきた。

↓この二つのビオラはずっと迷っていて買わなかったのだけど、やはりどうしてもほしくなって買い足した。

 

 

↓キンセンカ

黄色い花は気持ちを明るくしてくれる。

 

↓デージー

調べたら和名は雛菊とのこと。

雛菊という名前はとても可愛い。

 

新しく買った花ではないけれど

↓うちに来て6年目のクリスマスローズ

縁取りが可愛いピコティ。

一緒に買った純白のニゲルは私の育て方が下手で年々弱っていき、とうとう枯れてしまった。

 

↓小さな蕾が出てきた。

 

↓フリージアは4年目?

球根を掘り起こすことなく植えっぱなしでも毎年綺麗な花が咲く。

フリージアの香りはとても好き。

花が咲くのは3月頃だと思う。

 

↓2021年3月、クロちゃんが亡くなった後に買った沈丁花

蕾が少しずつ膨らんでいるところ。

沈丁花の香りは本当に本当に大好き。

梅の花の香りも大好きで、今の時期は梅の木の近くを通ると、マスクを外してクンクンと嗅いでしまう。

 

いつか小さくても庭のある家に住んでお花を地植えしてみたい。

植えてみたい花を時々ノートに書きだして妄想している。

変化はとても怖いから、いつも同じ時期に決まって芽が出て花が咲く植物はとてもとても心の支えになる。