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喘息を治す!

喘息を持っている人は、花粉症等の他のアレルギー疾患も同時に持っているケースが多いです。

最近の研究によると、気管支喘息花粉症アレルギー性鼻炎とは、気道に起きるアレルギー性疾患という点から類似した病気と考えられるようになりました。

2010年に行われた約2万人を対象とした全国調査でも、喘息患者の約3分の2に同時に花粉症の症状があり、逆に花粉症患者の3分の1には喘息症状がありました。

喘息か花粉症のどちらかが発症してその治療をしないで放置していると、もう一方も引き起こされ、お互いが悪化する可能性があることも明らかになっています。

喘息は喉と肺に、花粉症アレルギー性鼻炎は鼻に症状が現れます。

鼻や喉などは上気道、気管支や肺などは下気道と総称されます。

これらは離れた場所にあるものの、ひと続きの空気の通り道となっているのです。その上、2つの病気は原因となるアレルゲンや、炎症が起きる過程も共通しています。

ですので、治療を受ける際には、気管支喘息だけでなく花粉症・アレルギー性鼻炎の症状もきちんと医師に伝えられれば、別々の病気ではなく、ひとつの病気として治療を行うことができるのです。

東洋医学では、もともと喘息も、花粉症アトピーも根本原因は同じという見方をしています。

いずれの場合であっても、体質改善に取り組んで、自然治癒力を回復させれば、自然と治っていくという考え方です。

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