こんにちは。

一級建築士のtakumiです。

本日は、木造の
ダメ現場」のご紹介です!

私が、とある現場に段階検査に
赴いた際の指摘箇所の写真です。

構造検査の際の不適合な箇所
撮影してきました。


まずはこちらです↓↓↓



柱と土台や梁を繋ぐ金物、
ホールダウン金物のボルト
締められていませんね。


いくら強い金物を取り付けても
不完全では意味がありません^^;



次はこちら↓↓↓



柱の下の敷く「土台」ですが、
欠けていますよね。


これだけ大きく欠けていると
さすがに柱の軸力に
耐えられなくなり、
大きな破損に繋がります。


さらに、同じところですが、
↓↓↓



土台と基礎をしっかり
繋げておく金物である
アンカーボルト」が
端に寄りすぎています。


あんまり端に寄ると、
木材は割れやすいので
これもあんまり良くない事例です。



この現場も、
私が検査をするのが
分かっているのに、

現場監督は事前にきちんと
チェックできていない
わけです。。。


全ての現場にたくさんの不備が
ある訳では無いのですが、

各現場、多少はミスや忘れは
あるものです。


それを分かっていて
第三者の検査を入れている業者も
ありますし、
自社で複数の目でチェックする
業者もいます。


ですので、施主さんとしては
業者さんに対して、
現場のミスや不具合を無くすため
どのような工夫、仕組みがあるかを
チェックしておくべきなのです。


なんにも対策が無ければ、
当然、たくさんミス、不具合が
ありますから、

施主さん側で
第三者の建築士に依頼し
現場のチェックを
してもらう方がベターです。



それでは今日はこのへんで。



お読みくださいねー!

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