こんにちは。
建築コンサルタントのtakumiです。
本日は、工事のチェックポイント
についてのお話です。
工事中のチェックとしては、
構造の面でチェックするために
基礎や軸組の段階で見に行くのも
とても大事なことなのですが、
なかなか普通の施主さんには
「きちんとチェック」
するのは難しいものです。
そこで本日は、施主さんも
見た方が良いポイントのひとつ、
内装工事前の現場視察
についてです。
内装工事前とは、下の写真の
ように壁や天井に石膏ボードを
貼った状態です。
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柱とか梁ばかりの軸組の状態では、
なかなかイメージしにくかった
ものが、
壁や天井に石膏ボードを
貼ることにより、
空間の広さや高さといった
スペース感が
かなり分かりやすくなります。
たまにあることですが、
間仕切りやドアの位置、造作ものの
「ミス」に気づけることもありますから、
やり直してもらうにも
被害を最小限に抑えることができます。
また、このクロスの下地である
石膏ボードの仕上がりで、
クロス貼りがキレイにいくか
どうかが決まります。
少々の凹凸はクロスを貼る前の
「パテ」という材料で、ある程度
平滑にすることにより、
キレイにクロスが貼れます。
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しかし、段差が大きいとパテでも
処理がしきれず、
下の写真のようにクロスを貼った後に
段が見えてきてしまう
こことがあります。
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工事完成後、ひどいところは
手直ししてもらっても
全部が全部、
直るとは限りません。
ぜひ、クロス貼りの前の
石膏ボードの出来ばえを
チェックしてみて、
気になるところは
「これでクロスは
きれいに貼れるの?」
と、指摘しておきましょう!
それでは今日はこのへんで。
お読みくださいねー!
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