消費税増税に関して

消費税増税に関して

財政再建の切り札として、消費税増税が話題に上がったのは2011年の国会です。政府与党が消費税増税の素案を作成したのです。そして、2012年3月に消費税増税を含む税制抜本改革の内容を定めた法案を提出しました。

財政再建の切り札として、消費税増税が話題に上がったのは2011年の国会です。政府与党が消費税増税の素案を作成したのです。そして、2012年3月に消費税増税を含む税制抜本改革の内容を定めた法案を提出しました。
3月30日には消費税引き上げ法案が閣議決定されました。
その影響について、さまざまなメディア、議員たちが意見を述べていますね。
反対派、賛成派それぞれの思惑がこれからの政治の状況を変えていくことは間違いないでしょう。
法案によれば2014年4月1日から5%から8%に消費税増税を行うと言うものです。
それから、201五年には10%に引き上げるのです。
国民新党が政権を離脱しましたし、小沢一郎氏を中心とする民主党内の議員が離反するなど影響が出てきています。
今回の消費税増税が実現すれば1997年以来の増税となります。
税制の改革を考えた場合には、消費税の引き上げは避けられないと思います。
もちろん、大幅な増税は経済に大きな影響を与えてしまいますから、2段階の増税となっているのです。
国民が問題とするというのは、増税した分の財源がどこに行くのかと言うことです。
使途が不明確であれば、何のための増税なのかわからなくなりますよね。
法案では用途を明記しています。
原則として全額を社会保障のために充てるとなっています。
社会保障の安定を目指すものだとしているのです。
具体的な方法としては、低所得者への現金給付、税額控除などが検討されているのです。
また、悪影響として経済成長が停滞することで、実質的な税収増につながらない危険性があることです。
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子どもが社会の宝であるとして、「子ども第一」としてきた民主党の主張が、消費税増税の前に霞んできました。
「大企業(がっちりマンデーで取り上げられると、好感度が上がる気がします)第一だ」と日本共産党の佐々木議員から厳しい指摘を受けています。
子育て世代の経済的負担を軽減することを民主党の公約としていたはずなのに、子供(電車などで泣き喚かれるといらいらすることも多いかもしれません)手当を減額し、扶養控除廃止による実質的な増税により、手取り額の減少を追求しました。
子ども手当の問題を消費税増税にすり替えているとも言っています。
実質手取りがマイナスとなる世代を救済するために必要な財源は8000億円と試算されていますが、これに対して大企業に対する法人税減税が8000億円となっています。
子育て世代の負担を増やして、大企業の減税をすることは全く道理に合っていないと強調しています。
財務相の答弁に対して法人税を払うのは大企業だけだから、どちらを重要視しているかはその政策を見れば明らかであるとしています。
確かに、消費税増税は所得の低い人ほど、税率が高くなる事が指摘されています。
それらの事を真剣にかんがえてほしいと思いますよね。
消費税増税と子供(いくつになってもかわいいものなんていいますね)手当の減額はダブルパンチになってしまう訳です。
やはり、民主党は心変わりしたのでしょうね?
子ども手当を作る時には、子育てに係る負担を減らそうと主張していたはずですよね。
実際に子どもを持つ親にとっては、切実な問題となります。
手当がなくなることは実質的な増税と変わらないのです。
消費税増税をとりまく環境は厳しくなるばかりですね。