今日は2022年4月29日にTV録画保存した『ひとごろし』 を視聴しました。
予告編動画 https://youtu.be/emrThKik2mM
解説、https://ja.wikipedia.org/wiki/ひとごろし より
1964年10月、『別册文藝春秋』に掲載。
1976年
1976年10月16日に公開。永田プロダクション・大映・映像京都提携作品。配給:松竹。監督:大洲齊、主演:松田優作。
松田優作が出演する時代劇としては、『竜馬暗殺』(1974年)に続く2作目の作品であり、初主演作品でもある。
登場人物[編集]
双子六兵衛 松田優作
主人公。福井藩士。ひどく臆病な性格で、武芸にもすぐれない。臆病な自分を変えるため、上意討ちの討手に名乗り出る。
身分を問わず、誰に対しても敬語で話す(実妹のかね含む)。犬が嫌いで、見かけると足がすくんで動けなくなる。饅頭が好物。
仁藤昂軒 丹波哲郎
福井藩のお抱え武芸者。常陸国の寺院出身。江戸でスカウトされ、城下の若い侍に武芸を指南している。
剣と槍の腕は一流だが、その腕を鼻にかけた尊大な人物であり、その指導ぶりは残忍なほどの厳しさであったため、城内での評判が悪い。
加納らを斬った翌朝、黙って藩を去り、上意討ちの討手を待ち受けるために北陸路をゆっくりと旅したすえ、追いついた六兵衛に付きまとわれる。
武士として正面からの戦いに応じない六兵衛の態度が理解できず、次第に精神をすり減らしていく。
酒乱の気味があり、居酒屋で酔うと徳利を次々と投げ上げて刀で叩き割る悪癖がある。まったく泳げず、川に落ちた際に見かねた六兵衛に救出される。
およう 高橋洋子
別の旅籠を追い出された昂軒をかくまう一方、
六兵衛の事情を知って暴力を嫌う彼の姿勢に共鳴し、好意を持ったことから、旅籠を番頭にまかせて六兵衛の旅に加わり、
昂軒に向かって「ひとごろし」と叫び続ける作戦に参加する。本名は、とら。
加納平兵衛 岸田森
福井藩士。よそ者の昂軒に出世を阻まれたため、決闘するよう若手藩士にたきつけられるが、逡巡する。
若手藩士の暴走を止めようとして昂軒に立ち向かうが、返り討ちに遭う。
宗方善兵衛 桑山正一
富山藩町方与力。富山の城下で叫ぶ六兵衛を逮捕するが、上意討ちを知り、純粋な親切心から決闘の場所を提供して、六兵衛の危機を招く。
かね 五十嵐淳子
六兵衛の妹。六兵衛に「兄上が臆病者だから嫁に行けない。兄上にも縁談の話がないではありませんか」と訴えたことが、六兵衛の旅立ちの遠因となる。
ストーリー[編集]
福井藩。ある霧の濃い晩、武芸指南役の仁藤昂軒(にとう こうけん)は、酒に酔った帰途、
彼を嫌う若い藩士たちによる闇討ちに出遭う。
正々堂々を好む昂軒は彼らの態度に怒り、
真剣を抜いて一網打尽にする。
その現場に居合わせ、若い藩士たちを止めるために昂軒に立ち向かった中級職の藩士・加納も斬られて絶命してしまう。
そのまま藩を去った昂軒に怒った藩主は、
上意討ち(じょういうち=主君が部下に逃亡した罪人を処断させること)を命じたが、
昂軒の腕前を知る藩士たちは誰も手を挙げなかった。
そんな中、上意討ちを名乗り出たのは、藩きっての臆病者で知られた双子六兵衛(ふたご ろくべえ)だった。
臆病な自身の悪評のために婚期を逃した妹・かねのため、また自身の汚名返上のため、
六兵衛は蛮勇を振るって旅に出た。
旅に出てすぐ、六兵衛は昂軒に追いつく。
上意討ちと直感した昂軒は六兵衛に決闘を求めたが、六兵衛は怖気づいて「ひとごろし!!」と叫び、逃げ出す。
逃げた先の農道で六兵衛は、農民たちが先ほどの自分たちについて「逃げたお侍は偉い。
往来の衆もみんな逃げた」と噂話をしているのを耳にする。
「世間には俺のように臆病な人間のほうが多いのだ」とさとった六兵衛は一計を案じ、街に着くたび昂軒につきまとい、
宿屋や飯屋で彼を指差して「ひとごろし」と叫んでは周りの人々の恐怖をあおり立て、昂軒がこちらに向かってくれば徹底的に逃げることで、
武士道に凝り固まった昂軒の自尊心を傷つけ、精神的に追い詰めていく作戦を図る。
執拗に作戦を展開する六兵衛は、昂軒との奇妙な距離感を保ったまま旅を続ける。
以降は上記URLでご覧下さい。
※ 突飛な作戦だったが、ほんまかいな?でした(笑)。
私評は☆☆☆です。消去した。