.。゚+.お姫様のように。+.゚ | 【目指せ美婆☆ぽぽろんのレトロパラダイス】

【目指せ美婆☆ぽぽろんのレトロパラダイス】

2020年10月14日に最愛のママンを
看取り今後の行く末を模索中!
古希1年生ぽぽろんのママンの思い出、
昭和のノスタルジィ思い付くままの
駄菓子屋さんのようなブログです!(・∀・)ノ

まだ小学生になる前だったかな?姉や兄は学校 

ママンは赤ちゃんだった弟を連れて仕事に行ってた 

呑んだくれの親父は入院中で家には誰もいなくて 

TVも無い部屋の中で1人で留守番する事が良くあった 

そんな時は なぁ~んもする事が無いから不貞寝w 

まだ明るい日差が差し込む部屋の真ん中で大の字になって寝てた 

寝てしまえば こっちのもんさ! 1人ぼっちが淋しいとか 

本当はお腹が空いてるとか そんな事も考えずに済む 

お日様に照らされながら 窓からの風を感じてスヤスヤ… 

最初は淋しさを紛らわす為の不貞寝だったけど いつの間にか 

マジで爆睡してたんだろうな 気が付いたらママンがいた 

半分まどろんだ状態で薄目を開けたらママンが笑ってた 

本当に愛しそうな笑顔で 私の首をそっと持ち上げてね 

お姫様抱っこして お布団に移してくれたんだよ 

軽々と でも とても大切な物を そっと運ぶみたいにね 

それが気持ち良かったから寝てるフリしてたw 

究極のボンビーで いつもお腹が空いてたけど 

あのママンの笑顔と お姫様抱っこ 

なんか忘れられないんだよね すっごい幸せだった 

そんなママンも今は私を お姫様抱っこするのは無理だな 

でも その分 今度は私がママンを お姫様扱いするんだ 

毎日 髪を洗ったり背中流したり車椅子に乗せて お散歩したりさ 

そしたら あの時 私が感じた幸せをママンも感じてくれるかな 

あの時のママンのように私は上手に笑えてるかな 

ママンは昔も今も笑うのが とっても上手なんだよ