週1で今日も大阪のバイトへ

今回は倉庫内整備の作業

工場内ではどのような効率的な空間になり、そこの環境はどのようになっているのかに興味があり来てみることに。

場所は大阪の吉田というところ。
普段はこういうところいかないです
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現場
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工場の構造はシンプルで2層の大きな吹き抜けがあり、1階は印刷紙の倉庫
2階はおもちゃの倉庫となっておりフォークリフトを通じて大きな吹き抜けでラックを使い荷物の受け渡しが行われる。

フォークリフトって今まで何に使うのかがわからなかったのですがラックがあれば上下5mほどの高低差も難なく運べるのが利点だということにきづきました。

バイトの内容は段ボールの箱をひたすら、作り、そこにおもちゃを詰め込み、余った段ボールをひたすらつぶし、たたみ、まとめてフォークリフトで搬出という流れです。

求められるのはひたすらの効率性、
空間は40m30ほどの無柱の空間に段ボールが敷き詰められ、段ボールによる仕切られた空間ができていました。


正直この労働環境は過酷すぎだろうという印象を受けました。
段ボールの箱を作る、つぶすという作業を1日中すること。

周りには緑はなく、安らげるものはテレビぐらい。
日光も入らず、僕自身奴隷になっているような居心地の悪さでした(笑)

より安く、効率よくしなければならないのはわかるが、自然がまったく感じない場所は
いつか病気になるんじゃないかとも思えたし、それだけ自然を取り込むことが当たり前だったけれども
大切だということにきづきました。


1階で印刷紙の搬出をされている方に僕のバイトには直接関係がなかったのですが話を伺いました。

「工場の仕事はやりたくてやっているわけじゃない。入りやすいというのがこういった会社であり
お金なんて全然ない。おまけにひたすら文句を言われる。」

何かこの世の中の光と闇を見ているような感じでした。
ここが直接の闇だといっているわけではないですが僕にはやりがいは感じられなかった

学力社会だというこの世の中の縮図なのかとも感じました。
ただどんな人にも等しく快適な労働環境を提供する必要があるし、それは建築でも十分変わると思います。

工場で印象にいままで残ったのは安藤忠雄さんのロックフィールド。
隔離的ではあったのですが緑が十分に配慮されていた。
ただもっと開放的にしないことには僕は自由じゃないしどうかとも感じます。

そこのどれくらいオープンにするかというのは単純に広げればよいというわけにはいかないと思うけれども、もっとより良い未来像があるんじゃないかとも感じられた現場でした。