最近テストが終わったにも関わらずブログが更新できていないことに対して少々焦っております。


ブログに書くようなことが全然学べていないからです。


一応何もしていないわけではないのですがひと段落したプロジェクトのようなものを紹介します。


ワールドという取り組みで愛知のほうのイオンモールにファッションの店のショーウィンドウをデザインするというものです。


学生ならではのプロではできないいわゆる労力が異常にかかる力技のようなものを求めておられたので

それをデザインすることを3班に分かれて先日プレゼンが終わりました。


できた作品で原寸大模型です。


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飾られるのがクリスマスの時期そしてテーマはバロック。


フィンランドにあるヒンメリという藁でできた飾りを吊るして幸せを運ぶというもの

そしてドイツにあるクリスマスタワーというものを組み合わせて


そして滋賀県らしい葦をつかって葦のヒンメリ風クリスマスタワーを作りました。


他の班

家を積み重ねたツリー
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完成に至るまでの過程


まず葦を集めるために葦農家の方をさがしてみることに


集まった葦の皮を取って
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必要な長さは10cmほどなので切る

けれども裂けてしまうので何か手はないか


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環濠に浸して水分を含ませて切りやすく


その間にどんな寸法、デザインにするかを議論


後はひたすら組み合わせる、光沢を出すためにニスを塗る。
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という感じです。

質素な素材だからこそ、目を引くようなものを作るためにはもっと光沢が必要。


実際のショーウィンドウは長さにして大体葦2kmほどの長さが必要で

今回だいたい100~200mほどで全然足りていないのが現状


これから実現可能かどうかを検証していく段階です。


建築とは構造や合理性はまた別であるけれども

デザインプロセス、どうすれば美しくなるかということを考えていくことは先輩方の意見を通じて非常に勉強になりました。


正直先輩方にまかせっきりになったところが多々あるのですがいい体験をすることができました。


コンペの結果はまだなのですがひと段落したので載せてみました。


現状は建築新人戦に出すための手直しをしなければならないけれども直すところが多すぎて何からすればよいのか分からない状況。

他には学校のインターンシップという形で、建築事務所にお世話になりたかったのですがいろいろな都合で大学院生の実際に建つプロジェクトの手伝いをさせていただいています。

建築の技術的な面で非常に学ぶことが多くて、勉強になっています。

また15日からタイ、カンボジアへ行くのでそれの下調べ、英語の学習などで全然建築の本を読めていないのが辛くもあり、これでよいのかという不満のようなものもあります。


とにかく、タイ、カンボジアでは環境問題を他の国とタイの環境問題を通じてディベートするのがメインの取り組みですが、個人的に建築観というものを放浪することで身につけたいと思っているので早めに行っていろいろなところを周り初海外でかなり不安なところはあるけれども、もっと視野を広げられるようにしていきたいです。