この前2日間で高校の山岳部の追い出しコンパということで卒業生とかOBの人とかが集まりました。
一日目は個人的に今までの高校生活の思い出といえば山やなぁということで卒業生以上からは僕1人だったのですが山に登りたかったので在校生の人たちと登りました。
登った場所は滋賀県の比良付近の釈迦岳というところ
標高は1000mほどです。
集合時刻に1時間弱も遅刻してしまって本当に迷惑をかけました(ノ_・。)
この日はものすごい雨が降っていたのでびしょびしょでした。
大学生になってから山に登るということはまったくやっていなかったのですが
久しぶりに登ってやっぱり山はいいなと感じました。
高校生の時はただ山に登って自然を満喫するというのが楽しかったのですが
大学生になって建築を学び始めて何か建築に役に立つものはないかなと思いながら歩いていると
高校生のときよりも明らかに視点が変わっていて得る情報量も増えたんじゃないかなと思います。
山ほど人の手が加えられたところが少ないところは旅を通してもなかったし。
樹木の形、配置にしても同じものは2つとしてないうえ、観察すればするほど得られるものが多い場所なんだなと感じました。
大学に入って専門の分野を勉強することになっても、やっぱりその分野以外からでも生かせるものがあるので、無理に今までやってきたことをやめる必要はないんだなとしみじみと感じていました。
夜は今まで山での日々をともにしてきた友達や先輩とも1年ぶりに出会い、いろいろな話をしました。
僕は普段過去のことは終わったことだと割り切って、前をひたすら見続けてきたけれども、
このような場でみんなで過去のことを語り合うのは
予想以上に楽しかったし、自分が忘れていた記憶も蘇らせることができ、振り返ることで以前は無駄だと思っていたことも何か今後の役に立つんじゃないかなと思うこともできました。
体重が重くなりすぎて久しぶりにあった人には・・
「昔はもっと体型がシュっとしていた」とか
「もっと筋肉質だった」とか
自覚はしていたけれども他の人から言われるまでになるとさすがに凹みます^^;
案の定重力を感じすぎて壁から引き離されていました(。>0<。)
晴れてきてからの景色はやっぱりいいです。
この2日間でいままで歩んできた道を振り返るという行為をしましたが
やっぱり僕には山は必要だしクライミングもなくてはならないのだと感じました。
そのためには減量をしたり、トレーニングをしたりする時間が必要になります。
その分を増やせば建築に費やす時間が減ってしまうとも思っていたけれども、自然も建築の視点で見ればいくらでも役に立つものはあるとわかったし、
心のそこから遊んで楽しめるものっていったらこういうことだなと思いました。
ちょうど四月になり、新しい春が始まったということで1回生とはまた違った大学生活を送りたいと思います。