今日は学校の課題の一環として美術館設計をあたって京都の美術館


細見美術館と京都府立陶板名画の庭という2つの美術館を見学してきました


見学は複数の仲間といくというものであったので今までは一人でいっていたのですが今日は5人で行きました


ということで交通手段は電車


まずはJR京都駅から地下鉄で北山へ


まずは京都市立陶板名画の庭

陶板名画を8点屋外に配置した庭です


設計者は安藤忠雄さん


陶板名画を鑑賞する以外に機能を求められないので複雑な迷路のような道になっていたのが特徴的です
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入り口からの景色
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スロープを降りて地下1階

高さが違い天井が2m少しあるだけで雰囲気がガラリと変わりました
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地下1階の隅から


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複雑ですごく鋭角になっているところもあって空間的には奥にある滝に接近でき狭いけれど何か満足した気分になりました


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振り返ると
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階段へ降りて地下二階


ただただスケールの大きさに圧倒されました(@Д@;
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大体縦横13mほどありました


これを唖然としている間も左から1mほどに滝が流れ、激しい水の音でその空間に入り込んでいるようでした




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この箱の中には様々な動線があっていろんな視線が交錯するような要素が入っていました


特にここで気に入ったのが高さや横の動きによる空間の変化の仕方がこの狭い敷地内でたくさん盛り込まれていたことです


そして場所の異なる3つの滝による音の変化が印象深かったです

建築にここまで聴覚を用いた空間作りができるのかとすごく勉強になりました




そして細見美術館

大江匡さん


アプローチはなかなか分かりずらく、周りとの景観を大切にするために半分を地下にしたそうです


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入り口から見下ろす


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廊下
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展示コーナーは撮影禁止だったのですがスケッチブックがあるとスケールなども記録することができとても便利だなと思いましたニコニコ


作品があるところは照明の明るさを落としたり、間接照明にしたりしていました


また防湿防火のための施しがされており、人々に害のないようにも配慮されていました


動線も京都らしく中庭を中心として周りを上手く回っていくような感じになっていました



今回で美術館は美術作品をより美しくみせるために動線、目線、動きなどで、5感を刺激することが大切なのだなと感じました。


また他の人と一緒に空間を共有することで他の人の意見や自分が気づかなかったところにも言ってくれたりしたのでとてもよい勉強になりました


一人のときにくらべて同じ感動を味わって話し合えるということでいつもにない楽しみが増えてとてもよかったです


今回のはすごく勉強になったけれど今のままでは空間を作るというところまでは行けそうにないので演習が始まるまでに他にもまた見てまわりたいです