身体の何処かしらが痛む毎日
昨日から
右の首筋から肩にかけての痛みも
加わりました
寝違えたのかな…
1人で
自分の身体と向き合う毎日は
心細くて憂鬱なものです
日常茶飯事の痛みで
わざわざ
病院に行くほどでもなし…
手持ちの薬で
紛らわすしかありません
60手前で
こんな身体の私が生きていて
何処にも痛みを抱えてなかった夫が
先に逝ってしまうなんて…
何故だろう…と思うのです
私には
まだ何か生きる理由が
残されているのだろうか…
夫は
この世での役目を終えたから
あちらに呼ばれたのだろうか…
夫婦でも
違う人間だから
与えられた宿命も
違うのは仕方がないこと
けれど
今こうして
1人で暮らしている私は
置き去りにされた気分…
一緒に過ごした時間の流れも
眺めてきた庭の風景も
2人で楽しみに観ていた
いくつかの長寿番組も
共有してきた沢山のものが
変わらず
そこにあるのに
夫だけが居ない
感じる全てを
自分独りで完結しなければならないことが
たまらなく辛いのです
今年の春は
雨が多いね…
いつまでも肌寒いよ…
今夜はまた冷えるから
あったかくして寝ようか…
あ…あれ見ようか…日曜日やもんね…
毎年
毎日
同じような会話の繰り返しだとしても
それがどんなに幸せなことだったか…
日が経つほどに
強く強く感じます
あとどれくらい
こんな孤独な日々を過ごせばいい…?
決して
元気ではない身体で
不安を抱えながら
どうやって生きていけばいい…?
これから起こり得ることに
独りで耐えていけるの…?
自問自答と
返事のない夫への問いかけしながら
1日が過ぎていきます
いつかは必ず
終わりが来るならば
せめて少しでも
楽しく明るく元気に…
そう思って
私が生きることが
夫への供養になるとわかっていても
なかなか
割り切れないのが
死別の苦しさなのかと思います
命の儚さを
目の前で知った経験は
解決困難な気持ちを
生み出してしまったかのようです
身体が元気でないと
心まで弱ってしまう気がします
にもかかわらず
衰弱に向かう病状でも
最期まで笑顔を向けて去っていった夫は
本当に強い人でした
思い出すほどに
逢いたくなります…