一昨日の午後

外付けインターフォンの子機の

電池交換のお知らせ点滅に気づきました


夫が使っていた工具と説明書

新しい単3乾電池6個を持って

外の門扉の所に行きました


ずっと

ピピピピッと電子音が鳴りっぱなし


これは何とかせねば 

ご近所迷惑になる…と思い

取りかかりました


けれど

こんなことするのは初めて


中腰で首を不自然に傾け

インターフォンの真下のネジを緩めようとするも

老眼で小さな釘穴が見えず…


どの工具を使えばいいのかも

手探り状態…


やっと

はまったかと思ったら

きつすぎてネジが回らない…


「わぁ―もう無理!誰か助けて―」


指は痛いし  

腕も怠い…

腰や首もおかしくなりそうで

投げ出したくなりました

 

何で私がこんなことを…


でもやらないと 

この不快な機械音は鳴りやまない…


四苦八苦しながら

30分ほどかかって

ようやく取り外せました


そのあとは

電池交換をして

元の位置にネジをはめ込む…


何となく

最後はコツを掴み

完了となりました


はぁ〜疲れたよ…


私…

あなたが居ないから 

いろいろと鍛えられてるよ…


夫に向かって

呟きました


今までは

家の至るところの修理は

夫がして当たり前


工具の使い方なんて

覚える必要はありませんでした


でも

夫亡き後

何もかも自分でやるしかない…


そう思って頑張ってきたつもりです


けれど


ふぅ…


これから先を考えただけでも

溜め息が出ます


今回も

よっぽど

買った電化製品店に電話して

お願いしようかと思いました


でも

その手間も

それはそれで何だか面倒くさい…


自分でやれるかやれないか… 

微妙な年頃です


努力しても

どうしても駄目なら

誰かを頼る…


今はまだ

その段階なのかと思います


夫よ…

帰って来て―


本当は

そう叫びたい気持ちです


・・・・・・・・


昨夜布団に入ったら

また携帯の緊急地震速報がなりました


先週に続き

今月に入り2度目


異常な気がします


寝たまま身構えていたら

横揺れが段々強くなり

1分ほど続きました


長い横揺れに

気分が悪くなりました


急いでテレビを点けると

四国で震度6弱


こちらは震度3でした


それでも怖かったのですから

揺れが強かった地域の方々は

夜遅くに大変な恐怖だったと思います


とりあえず

寝室のドアは開けたまま固定し

何時でも部屋から出られるようにしました


暫くは

地震酔いのようで

寝付けませんでした


毎日のように

夫の居ない世界に暮らす心細さを

感じるようなことが起きます


夫の存在が

どんなに有り難かったか…


どれだけ

頼りにしていたか…


思い知る日々です