結婚して以来
ずっと購読していた新聞を
3月末でやめることにしました
決断させたのは
ずばり値上げです
3年ほど前に300円
その程度なら
まだ見逃せたものの
今回は4月から
唐突に600円の値上げになりました
原材料の高騰や
配達員不足などが原因だと
お詫びを書いた折り込みチラシが入っていました
毎朝読むのが習慣だったけれど
今は目を通すのは私1人
この御時世
ニュースや情報は
自分で選んだ番組やネットで
いくらでも取り込むことができます
そろそろ
やめ時かな…
そう思い
契約終了の電話をしました
今まで続けてきた習慣を
終えてしまうのは
寂しい気もします
結婚当初は
夫が読んでいた日経新聞
その後
私も読みやすいように
地方新聞に変えて
その後は地元紙になりました
夫が居た頃は
偏った記事の内容に一緒に腹を立てたり
お目当てのものが載っているチラシを見て
喜んだり…
会話のきっかけになることも多いツールでした
けれど
そんなことも
もうできないのです
夫は
亡くなる3ヶ月程前から
新聞を読まなくなりました
小さな文字を追うのが辛くなったのか
世の中の動きに興味を失ったのか…
私が読んだあと
置かれたままの新聞を見るたびに
悲しい気持ちになったのを思い出します
私にとって
新聞をやめるのは
大きな決断です
でも
こうやって自分1人で考えて
2人で居た頃の生活を変えていくことが
増えてきました
変わっていくことに
不安がないと言ったら嘘になります
寂しくもなります
でも
私が生き易いように
変えていくのならば
きっと夫も賛成してくれると思います
ただ…
活字を読まないと
認知症のリスクが高まると聞きます
それは困るので…
これからは
サボっていた図書館通いを
復活させようかと思っています