s59/9 禅茶録 岩本半陶子禅茶録の掲載が10回でやっと終わる茶道古典と言う事で、連載した様だが、「禅茶録」の発行は、検索によると1828年と新しいです。江戸も終わりに近づき、茶道が利休の侘びを忘れて華美豪華に走り遊興三昧になった頃の著書です。、、(まるで現代の様ですね。。)そのため、著者寂庵は、利休の侘び茶を再びと思って熱く語ったと私は思ってます。つまり、多分に我田引水的なところが否めず、岩本半陶子氏が茶道古典抜録の最初に何故この様な書物を持ち出したのか?意図が分かりません。