s48/9茶事懐石の妙味 十和田湖月 | wabicyaのブログ

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極侘数寄を目指しています。

侘数寄は心強く大胆にあらねば、道具万ず不如意なる程に、世に有る人と交われば、心劣りせられて肩身つまりて、自ずから茶湯にうとむもの也といいて、ただ胸の覚悟第一ならん(長闇堂記)

十和田湖月氏曰く


⭕️「最近は大寄せ茶会全盛のため、不幸にして茶の湯の道に入門しながら一編もお茶事によんでもらったことのない人が、恐らくは茶道人口の過半数を占めると思われるのは、茶の湯の将来の為にも、由々しき一大事と言わねばならない。」


⭕️「よく若い稽古人に“お茶会ってこんなに騒々しいものなんですか”と聞かれて唖然とするのだが、一度でも良い、この人達にあの腰掛けの前につくばって、大小大小中中大と打ち込まれる銅鑼の音とその余韻を聴かせてあげたいものだなぁと本心から思うのである。」


私も同感です。

、、、以降は懐石道具の話なので割愛。。


小間で三人程の客で、「稽古茶事、料亭主催の茶事、茶道教授が有料で一般募集する茶事などでは無い」を経験すると茶の湯の本当の世界が見えてきます。

出来れば、自分で亭主をすると尚の事。。