江岑夏書(10)蘭などの香りの高い花 | wabicyaのブログ

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極侘数寄を目指しています。

侘数寄は心強く大胆にあらねば、道具万ず不如意なる程に、世に有る人と交われば、心劣りせられて肩身つまりて、自ずから茶湯にうとむもの也といいて、ただ胸の覚悟第一ならん(長闇堂記)

蘭などの香りの高い花を入れる時は伽羅にせよ他の薫物にせよ香はたかないものです。宗旦はいつもたきませんでした。素晴らしい人ですが、今の人は知りません。

私見)これは興味深いですね。現代の習いでは、逆に香りのある花は茶席では使わないとされてます。 花の美しさを愛で、併せて香りも愛でれば良いと思います。 香りのある花を使わない様に言い出したのは一体誰でしょうかね。。