13回戦@神宮 広島0-3東京ヤクルト 7回に森下投手がヤクルト川端選手に痛恨のタイムリー浴びる。打線は散発5安打。今季15度目の完封負け。

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広島・森下 101球目に力尽きた…代打・川端に2点打浴びてジ・エンド カード連勝6で止まる

7/27(土) 20:53配信


スポニチアネックス

<ヤ・広>広島先発・森下(撮影・尾崎 有希)

 ◇セ・リーグ 広島0ー3ヤクルト(2024年7月27日 神宮)

 力投を続けていた広島・森下が7回に力尽きた。

 この回先頭の村上を二ゴロに打ち取ったものの、オスナに右前打、中村に左翼線二塁打を浴び、続く青木を申告敬遠で歩かせ満塁。代打・川端に投じた、この試合101球目、ボールは甘く内へ入った。次の瞬間、痛烈な打球が右前に達する。均衡を破る適時打を許して2失点。代打・赤羽にもタイムリーを打たれた。

 打線はヤクルトの左腕・高橋に完全沈黙。リリーフ陣も攻略できず、カードの連勝は6でストップした。







やはり打線がつながらないと勝てるはずがありませんね。新井監督は前半戦より上がっているとコメントしていますが、ドリヨシはそうは思いません。
あらためて打線にテコ入れしないといけません。

スタメンは野間選手がベンチ外で、1番センター秋山選手、2番ライト二俣選手、3番レフト堂林選手、4番サード小園選手、5番ファースト坂倉選手、6番セカンド菊池選手、7番ショート矢野選手、8番ピッチャー森下投手、9番キャッチャー會澤選手と前回登板と同じく森下投手が8番に入りました。

ヤクルトの先発の高橋投手に1回表2アウトから堂林選手がレフト前ヒットも小園選手はセカンドフライに倒れました。

先発の森下投手は今季14度目の登板で、試合前まで7勝3敗、リーグ3位の防御率1.49。前回の7月17日のDeNA戦(横浜スタジアム)は7回を6安打無失点で勝ち投手になっています。今季のヤクルト戦は3度目の登板、1勝1敗、15イニングを投げ1失点(自責1)の防御率0.60でした。

森下投手は1回裏、ヤクルト長岡選手をセカンドゴロ、武岡選手をセカンドフライ、宮本選手に四球も村上選手をセカンドゴロに打ち取り無失点の立ち上がりでした。

2回表の攻撃で1アウトから菊池選手がピッチャー内野安打も矢野選手はサードゴロ、森下投手は見逃し三振に終わりました。

森下投手は2回裏1アウトからヤクルト中村選手にサード内野安打も青木選手をファーストゴロ併殺打に打ち取り、3回裏はヤクルト丸山選手、高橋投手、長岡選手を3人で退けました。

森下投手は4回裏、ヤクルト武岡選手をセカンドゴロ、宮本選手をファーストゴロと2アウトから村上選手に死球、オスナ選手にライト前ヒットで1、3塁とされましたが中村選手をセンターフライに打ち取りました。

打線は5回まで3安打で2塁さえ踏めませんでしたが、森下投手は5回裏を三者凡退に抑えました。

6回表の攻撃も秋山選手がレフトフライ、二俣選手がセンターフライと2アウトから堂林選手がレフト線に2ベースも小園選手はショートゴロに終わり先制できませんでした。

森下投手は6回裏、ヤクルト長岡選手をライトフライ、武岡選手をレフトフライ、宮本選手をファーストゴロと1番から打順を3人で退けました。しかし、7回の攻撃が坂倉選手がセカンドゴロ、菊池選手はライトフライ、矢野選手は空振り三振と3人で終わりました。

森下投手は7回裏、先頭のヤクルト村上選手をセカンドゴロもオスナ選手にライト前ヒット、中村選手にレフト線に2ベースを運ばれ1アウト2、3塁となり、青木選手を申告敬遠で1アウト満塁に。ここで代打のヤクルト川端選手にライトへ2点タイムリーを弾き返され、0-2と先制されました。


さらに1アウト1、2塁から代打のヤクルト赤羽選手に左中間にタイムリーを運ばれ、0-3となり森下投手は降板。代わった2番手の塹江投手がヤクルト長岡選手をショートゴロ、武岡選手に四球も宮本選手をショートゴロに打ち取りました。

森下投手は6回1/3を107球、6安打、3四死球、3奪三振の3失点(自責3)で4敗目を喫してしまいました。

8回表の攻撃はヤクルト2番手の木澤投手に代打の中村貴浩選手がピッチャーゴロ、代打の田中選手がライトフライ、秋山選手がファーストゴロでランナーを出せません。8回裏は3番手のコルニエル投手がランナーを出すも無失点に抑えました。

9回表の攻撃はヤクルトの3番手のロドリゲス投手に2アウトから小園選手が四球、坂倉選手が2ベースも代わったヤクルト山本投手に代打の松山選手がセカンドゴロに凡退しました。松山選手の代打成功率が下がっていますね。立場上厳しいところですが、ここも考えなくてはなりませんね。

チームは今季15度目の完封負けで、44勝38敗4分けの貯金6となりました。首位の読売がDeNAに勝ち、2ゲーム差に広がりました。

明日は絶対に負けられない試合になります。明日のカープの先発は九里投手です。対ヤクルト戦の防御率は0.00です。前回阪神戦では3回途中6失点と炎上しました。それだけに明日の試合にかける思いは強いはずです。ヤクルトは阪口投手です。4月21日の登録抹消後は2軍で8試合に先発し、計46イニングを投げて防御率1.37としています。阪口投手はDeNAのイメージがありますが、昨シーズンにトレードでヤクルトに移籍しました。カープ打線としては苦手なイメージはないと思いますので、初回からどんどん攻めていきたいところです。