8回戦@マツダ 広島5-1東京ヤクルト 上本選手2打点&好守!坂倉選手貴重なソロ弾!九里投手7回1失点好投で4勝目!

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【広島】坂倉が復活弾&上本2打点で今季最多タイの貯金8!7回1失点の九里は4勝目で自身の“借金完済”


6/26(水) 20:40配信


スポーツ報知

坂倉将吾

◆JERAセ・リーグ 広島5―1ヤクルト(26日・マツダスタジアム)

 広島は、投打がかみ合って連勝で貯金を今季最多タイ8に戻した。

 初回に秋山、野間の連打で無死一、三塁とし、3戦連続3番の上本がしぶとく左前適時打。3連打で1点を奪い、4番・小園も犠飛で続いた。4回は、不振の坂倉が5月18日の本拠・巨人戦以来、80打席ぶりの4号ソロ。5回は再び上本の適時二塁打と敵失で2点を追加。効率よく得点を奪って最下位・ヤクルトを圧倒した。

 先発・九里も、打線の援護に7回1失点(自責0)の好投で応えて4勝目を手にした。今季初完封した13日の敵地・西武戦から中12日の先発。3回に味方の失策が絡んだ1失点だけに抑えた。プロ11年目で初の開幕投手を務めた右腕。開幕から8戦4敗と苦しんだが、その後は5戦4勝で4勝4敗で自身の“借金”を完済した。

報知新聞社






今日もしっかり投打が噛み合ってヤクルトに快勝しました。末包選手が左太もも裏痛で登録抹消となり、打線に穴が開くかと思われましたが、残りの選手で盛り上げて一層一丸になった感じがします。

先発の九里投手は今季12度目の登板で、試合前まで3勝4敗、リーグ10位の防御率2.59。前回の6月13日の西武戦は9回を130球、2安打、2四球、6奪三振の無失点で今季初の自身6度目の完封勝利を挙げて、自身3連勝中です。ヤクルト戦は今季初登板で、通算では12勝11敗です。

九里投手は1回表、ヤクルト西川選手を空振り三振、青木選手をセンターフライ、長岡選手をサードゴロと3人で退ける立ち上がりでした。

末包選手が登録抹消。スタメンは1番センター秋山選手、2番ライト野間選手、3番レフト上本選手、4番サード小園選手、5番ファースト堂林選手、6番キャッチャー坂倉選手、7番セカンド菊池選手、8番ショート矢野選手、9番ピッチャー九里投手のオーダーを組みました。

ヤクルトの先発の小川投手に1回裏、秋山選手と野間選手の連打でノーアウト1、3塁の先制機になりました。上本選手がレフト前に技ありのタイムリー、小園選手はレフトへ犠牲フライを放って2-0と先制しました。

九里投手は2回表、先頭のヤクルトサンタナ選手にセンター前ヒット、村上選手と山田選手を打ち取るもオスナ選手にレフトへ2ベースを打たれ2アウト2、3塁とするが中村選手をサードライナーに打ち取りました。

九里投手は3回表1アウトからヤクルト西川選手のショートゴロを矢野選手がファンブルし悪送球のダブル失策で1アウト2塁に。青木選手をファーストゴロも長岡選手にライトへタイムリーを運ばれ、2-1となりました。矢野選手の失策からの失点は痛かったですね。矢野選手は猛省しなくてはなりません。

九里投手は4回表、ヤクルト村上選手、山田選手、オスナ選手を3者凡退に抑えました。4回裏の攻撃で1アウトから坂倉選手がライトポール際に4号ソロを突き刺し、3-1としました。1点差に詰め寄られた直後のこの1発は貴重だったと思います。

九里投手は5回表、先頭の中村選手にライト前ヒットも小川投手の送りバントをキャッチャーゴロ併殺打、西川選手をセカンドゴロに打ち取りました。

直後の5回裏に打線は1アウトから秋山選手のセンター前ヒットをヤクルト西川選手がファンブル、1アウト2塁から野間選手は凡退も上本選手がレフト線にタイムリー2ベースを打ち返し、4-1。続く小園選手のセカンドゴロをヤクルト山田選手が悪送球、上本選手も本塁に還り、5-1とリードを広げました。

九里投手は6回表、先頭のヤクルト青木選手に左中間に打球を飛ばされるも上本選手がダイビングキャッチで好捕。長岡選手、サンタナ選手と退けて3人で抑えました。

九里投手は7回表、先頭のヤクルト村上選手にレフト前ヒットも山田選手をレフトフライ、オスナ選手を空振り三振、中村選手をライトフライに打ち取りました。九里投手は7回を110球、5安打1四球4奪三振の1失点(自責0)で降板しました。今日の九里投手は打線の援護もあってか、ゾーンでしっかり勝負出来ていたと思います。今まで九里投手が投げる試合は、打線の援護がなかっただけに、今後は野手陣の力を結集させて、しっかり援護して欲しいですね。

8回表は2番手の塹江投手が代打のヤクルト赤羽選手をピッチャーゴロ、青木選手を空振り三振、長岡選手をレフトフライと3者凡退に抑えました。9回表は3番手の森浦投手がヤクルトサンタナ選手、村上選手、山田選手を抑え試合が終わりました。勝ちパターンの島内投手と栗林投手を休ませる事が出来たのも大きいですね。

チームはヤクルトに連勝で、35勝27敗4分けの今季最多タイの貯金8としました。2位タイの阪神と読売に3.5ゲーム差としました。

さあ、3タテ目指しての明日の3戦目になります。明日のカープの先発はアドゥワ投手です。前回16日の楽天戦は6回5失点で敗戦投手になっていますが、この試合は味方の失策が大きく絡んでいますので、参考になりません。試合をしっかり作ってくれるのは間違いないでしょう。ヤクルトは石川投手です。決して侮ってはいけません。今季18回0/3を投げて、防御率は2.00です。多彩な変化球を駆使して投げて来ますので、打線はしっかり狙い球を絞る必要があると思います。