9回戦@バンテリンドーム 広島3-1中日 末包選手決勝2ラン!矢野選手貴重なタイムリー!大瀬良投手7回無失点で4勝目!

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【広島】末包昇大 6号2ランの直後に左太ももヒヤリ…新井監督「そんなにシリアスなものではないと」

6/22(土) 19:36配信


東スポWEB

4回で途中交代となった広島・末包昇大

 広島・末包昇大外野手(28)が22日の中日戦(バンテリン)で、4回に決勝の6号2ランを放ったものの、直後に思わぬアクシデントで冷や汗をかいた。

 中日先発・メヒアに対し、自身の第2打席でもあった4回一死一塁で「1打席目のチャンスで凡退していて、次にまたチャンスで回ってきたので。そこでしっかり結果を出せたのはよかった」と左翼席に先制2ランをぶち込んだ直後だ。4回裏の左翼守備で先頭・田中が放った左翼前への打球をスライディングで捕球後に、そのまましばらく立ち上がることなく〝フリーズ〟。駆けつけたトレーナーとともに若干、左脚を気にしながら、ベンチに下がり、そのまま途中交代となっていた。

 今季はキャンプ直前に左ヒザを故障し、開幕には間に合わなった経緯もあっただけに、同じ左脚ということもあって周囲は肝を冷やしたが、幸いにして大事には至っていない模様。試合終盤にはベンチに戻った末包は、試合後「ちょっと伸びた感じ」と、スライディングを試みた際に左太もも裏に違和感が起きたと説明した。

「(患部が)切れているとかはないので、ちょっと強いハリがあった」とアイシングや電気治療などを施したが、試合後の時点で、病院に向かう予定はなし。新井貴浩監督(47)も「(交代は)大事をとってという形。そんなにシリアスなものではないと思います」と、23日以降の出場は、当日の状態を確認してから判断する見通しだ。

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昨日の試合の逆パターンになりました。末包選手の2ランは値千金でした。見事なバッティングだったと思います。また、矢野選手の3点目のタイムリーは技ありでした。だんだん頼もしくなってきましたね。

先発の大瀬良投手は7回無失点の好投を見せました。交流戦ではノーヒットノーランを達成するなど、ここまで10試合に先発登板して3勝0敗、リーグ1位の防御率0.96を記録しています。

今日も中日打線相手に3回まで1安打ピッチングでした。末包選手の2ランで2点を先制した直後の4回裏は、四死球で1アウト1、2塁のピンチを招きましたが、中日中田選手、ディカーソン選手を打ち取り、ピンチを切り抜けました。

その後も持ち前のカットボールを軸に、中日打線を寄せ付けませんでした。7回110球を投げて被安打3、無失点で4勝目を挙げました。これで5月31日ソフトバンク戦の2回から、29イニング連続無失点で、防御率は0.87としています。大瀬良投手はエース完全復活ですね。

打線は4回表、中日先発のメヒア投手に対し、先頭の野間選手が四球で出塁。小園選手はレフトフライに倒れ、1アウト1塁から、我らがジャンボ、末包選手がレフトスタンドへ2ランを放ち、2-0と先制しました。交流戦に入って、末包選手は打撃に苦しんでいましたが、交流戦終盤にきっかけをつかんだようで、今日は値千金の2ランを放ちました。

末包選手はその直後の4回裏の守備で、左太もも裏に違和感を感じて、大事をとって上本選手に交代しました。大した事はなさそうなので、本当に良かったです。

9回表、中日4番手の勝野投手に対し、1アウトから菊池選手がレフト線への2ベースで出塁。続く矢野選手がセンター前へタイムリーを放ち、3-0と貴重な追加点を入れました。この矢野選手のバッティングは見事で、アウトコース低めの難しい球にアジャストする、まさに技ありのバッティングでした。

8回裏は2番手の島内投手が3者凡退に抑えました。

9回裏は守護神の栗林投手が登板し、少しバタバタして1点を失いましたが、最後は中日宇佐見選手00空振り三振に仕留め、試合が終わりました。栗林投手は20セーブ目を挙げました。

チームは2連敗でストップし、33勝26敗4分けの貯金7としました。

さて、明日はカード勝ち越しをかけての一戦になります。カープの先発は玉村投手です。前回15日の楽天戦は6回3失点で今季初勝利を挙げました。ゲームメイクはしっかり出来ていますので、とにかく明日は先制点を先に与えないように、頑張って欲しいです。中日は松葉投手です。前回広島と対戦した5月10日は5回途中3失点で負け投手になっています。カープ打線は決して苦手にしていないと思います。5点は取れると予想しています。