九里投手が登録抹消。故障ではなく、リフレッシュさせるための登録抹消。
【広島】九里亜蓮が登録抹消 18日に今季初勝利も…新井貴浩監督「コンディション面とローテを考えて」
5/19(日) 18:43配信
スポーツ報知
九里亜蓮
◆JERAセ・リーグ 広島9―3巨人(19日・マツダスタジアム)
広島の九里亜蓮投手が、出場選手登録を抹消された。新井監督は「彼のフィジカル、コンディション面、あとは先々のローテーションを考えて」と理由を説明した。
プロ11年目で初の開幕投手を務めた右腕。18日の巨人戦(マツダ)で6回途中2失点で今季8度目の先発にして待望の初勝利。ヒーローインタビューでは、声を詰まらせながら「本当に、なかなか勝てなくて苦しかった。みんなに勝たせてもらった」と喜びを語っていた。指揮官は「彼もなかなか勝ちが付かず、心身ともに疲労がすごく大きかったと思う。『また体調を整えて次の登板頼むな』と伝えている」とした。
今季ここまで8試合で1勝4敗で防御率3・53という成績を残していた。今後も1軍に帯同しながら、調整を続ける。
報知新聞社
九里投手が登録抹消というニュースを聞いた時は、どこか故障したのかなと心配しましたが、故障ではなかったので安心しました。
今季は自身初の開幕投手を務めましたが、敗戦投手となり、数えること8回目となった昨日の読売戦で待望の白星を手にしました。振り返ってみれば、九里投手の不運の始まりは、開幕戦のDeNA戦で、ドラフト1位ルーキーの度会選手に痛恨の3ランを浴びてしまったところからでした。九里投手が登板した試合は味方打線の援護がなく、「見殺し」的な試合が続きました。4月12日の東京ドームでの読売戦では、試合前半で4点の援護をうけながらも、6回裏に7失点して大炎上し、痛い逆転負けを喫してしまいました。
昨日の今季初勝利を挙げるまで、九里投手のメンタル面はボロボロになっていたのではないかと思います。ヒーローインタビューで声を詰まらせていたことからも、開幕からここまでかなりの責任を感じていたに違いありません。なので、リフレッシュするにはちょうど良いタイミングではないでしょうか。
登録は抹消になりますが、1軍には帯同し続けるそうです。おそらくローテーションを1回飛ばして、次の先発登板に合わせて1軍再登録になるものと思います。
カープがリーグ優勝、日本一になるには、九里投手の力は必要不可欠です。しっかりリフレッシュして、次回からも快刀乱麻のピッチングを期待します。