7回戦@マツダ 広島0-4中日 早くも今季7度目の完封負けで勝率5割に逆戻り。打線はわずか3安打。九里投手6回2失点粘投も援護なく4敗目。

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広島は今季7度目の零敗 九里は6回2失点粘投 7試合目の登板でも勝利ならず

5/11(土) 16:50配信


スポニチアネックス

<広・中>先発した九里(撮影・北條 貴史)

 ◇セ・リーグ 広島0ー4中日(2024年5月11日 マツダ)

 広島は打線が沈黙し、今季7度目の零敗で勝率5割に逆戻りした。打線は2回に小園、末包の連打で無死一、二塁の好機をつくったが、坂倉が右飛、前日の試合で適時打を放っていた矢野も一ゴロ併殺に倒れ、無得点に終わった。序盤に相手先発の柳を攻め立てるも、3~9回2死まで無安打と苦戦し、最後まで得点できなかった。

 先発の九里は今季7試合目で初勝利を目指したが、0―0の6回2死一、二塁で中田に左中間フェンス直撃の2点二塁打を浴びて先制点を献上。味方の無援にも泣き、4敗目。九里の登板した試合は1試合平均1点と得点力に苦しんでいる。






本当に打線は一体何をしているのでしょうか。中日柳投手に毎回同じようにやられてしまっています。悔しくないのでしょうか。もういい加減、攻略法を確立しないとヤバいですよ。書きたい事はまだあるのですが、それは文章の最後にします。

先発の九里投手は今季7度目の登板で、試合前まで0勝3敗、防御率3.63。中5日、前回の5月5日のDeNA戦は6回を9安打4失点で負け投手になっています。今季の中日戦は3度目の登板で、0勝1敗、15回を投げ1失点(自責0)で防御率0.00でした。

九里投手は1回表、中日岡林選手をファーストゴロ、大島選手をセンターフライ、カリステ選手をピッチャーゴロとわずか9球で3人を抑えました。

スタメンは野間選手を2番ライト、小園選手が4戦連続で4番サード、末包選手を5番レフト、坂倉選手を6番ファースト、キャッチャーは會澤選手を入れました。

中日の先発柳投手に1回裏、秋山選手は空振り三振、野間選手はショートゴロ、菊池選手は空振り三振と3者凡退に終わりました。

2回裏の攻撃で小園選手と末包選手が連打でノーアウト1、2塁から坂倉選手は浅いライトフライ、矢野選手はファーストゴロ併殺打でチャンスをものにできませんでした。ドリヨシ的には、坂倉選手には送りバントをさせるべきだったと思います。あの打率と、壊れた打撃フォームでは、タイムリーは望めません。ましてや相手が柳投手ですから、確実に1点が取れる策を打つべきです。1アウト2、3塁にしておけば、矢野選手の内野ゴロでも1点は取れたはずです。

九里投手は4回表2アウトから中日カリステ選手にチーム初ヒットのレフト前ヒットを打たれ、細川選手に死球で2アウト1、2塁とされましたが中田選手をセンターフライに打ち取りました。

打線は4回裏1アウトから菊池選手のサードゴロを中日カリステ選手が失策して出塁も、小園選手と末包選手は凡退しチャンスを作れません。

九里投手は6回表、先頭の中日岡林選手にレフト前ヒット、大島選手に四球でノーアウト1、2塁から中日カリステ選手、細川選手を抑えましたが中田選手に左中間に2点タイムリー2ベースを弾き返され0-2と先制されました。

九里投手は6回を投げ86球、3安打4四死球5奪三振の2失点(自責2)で降板しました。粘りのピッチングを見せましたが、中日中田選手に打たれた2ベースは痛かったですね。ムダな四死球があったのも悔やまれます。しかし、九里投手は今季も先発投手としての責任は果たしてくれていると思います。毎度言うようですが、味方の打線の援護がないのが腹立たしいですね。打線は6回裏も代打の宇草選手、秋山選手、野間選手と3人で退けられました。

7回重は2番手の森浦投手が1アウトから中日柳投手に2ベース、2アウト後、岡林選手に四球、大島選手にショート内野安打で2アウト満塁とされましたが中日カリステ選手を空振り三振に斬って取りました。結果的には無失点に終えてますが、森浦投手はまだまだ本来の調子ではなさそうですね。

7回裏の攻撃は菊池選手、小園選手、末包選手のクリーンナップが3人であっさりと終わりました。

8回表は3番手の塹江投手が先頭の中日細川選手にレフト前ヒット、中田選手をショートゴロ、村松選手に送りバントを決められ、続く山本選手にセカンド内野安打で2アウト1、3塁とされると代打の中日石川選手にレフトオーバーの2点タイムリー2ベースを弾き返され、0-4となり、試合が決まりました。

8回裏の攻撃も中日2番手の松山投手に坂倉選手は空振り三振、代打の二俣選手はライトフライ、代打の田中選手はセカンドゴロと3者凡退に終わりました。9回裏は中日マルティネス投手に野間選手が2アウトからヒットを放つも無得点に抑えられ、試合が終わりました。

終わってみれば打線は小園選手、末包選手、野間選手の3本のヒットのみで、中日柳投手にまたしてもやられてしまいました。チームは中日にまたしても完封負けで3連勝で止まり、14勝14敗4分けの勝率5割に逆戻りとなりました。

さて、言いたい事ですが、昨日素晴らしい勝ち方をしたのにも関わらず、今日また打線をいじってきました。昨日活躍した中村健人選手や石原選手を起用せず、今日はベンチスタートにしたのに疑問が残ります。さらに、今日は打撃フォーム完全崩壊の坂倉選手をファーストで起用するのは明らかにおかしいです。ヒットを望むのは今は無理だと思います。坂倉選手はリフレッシュの意味で2軍で調整するべきです。堂林選手も同様です。佐々岡政権時代からそうですが、前日活躍した選手を次の日に起用しないという、不可思議な事案が続いています。今日のスタメンを見て、ガッカリしたファンも少なくないでしょう。今日の敗戦は首脳陣の責任が大きいですね。

明日のカープの先発はハッチ投手です。ハッチ投手ではありますが、細かな継投でつないでいくものと思われます。中日は高橋宏斗投手です。カープ打線から見ると、やはり難敵です。ドリヨシ的には、昨日のスタメンを組んで欲しいですね。しかし、明日は天気が良くなさそうです。本格的な雨らしいので、試合の開催は難しいかもしれません。