オープン戦@名護 広島2-3北海道日本ハム(9回サヨナラ) 韮澤選手らのタイムリーで2点先制も終盤の好機逃す。玉村投手3回無失点の好投!

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広島・玉村 3回無失点の好投で開幕ローテ入りアピール

2/25(日) 14:59配信


スポニチアネックス

<日・広>力投する先発の玉村(撮影・高橋 茂夫)

 ◇オープン戦 広島―日本ハム(2024年2月25日 名護)

 広島先発の玉村が、オープン戦に初登板し、3回2安打無失点と好投。開幕ローテーション入りへアピールした。

 「今日はストライク先行で行こうと思ったが、先頭打者を2ボールにしてしまって、入りは良くなかった。それでも、なんとか(制球)できるようになったのでよかった。周りの投手もみんないいので、(引き続き)頑張るだけだと思う」

 この日は140キロ台前半の直球を軸に、スライダー、カーブなどを織り交ぜ、緩急を生かした投球で相手打線を封じた。「悪いなりに、何とかできた」と振り返るように、毎回走者こそ背負ったが、要所を締め、得点を与えなかった。前回17日のロッテの練習試合では救援登板で3回2安打無失点、5奪三振と好投したが、今回もしっかり結果を残した。






なんとももったいない試合を落としました。終盤のチャンスをモノに出来なかったのが残念ですね。

スタメンは1番ライト久保選手、2番レフト中村奨成選手、3番ショート二俣選手、4番センター中村健人選手、5番サード林選手、6番DH石原選手、7番セカンド矢野選手、8番キャッチャー高木選手、9番ファースト韮澤選手のオーダーを組みました。

日本ハムの先発上原投手に対して1回表、久保選手はファーストファウルフライ、中村奨成選手はショートフライ、二俣選手は四球も、中村健人選手はショートゴロに終わりました。

広島の先発玉村投手は1回裏2アウトから日本ハムレイエス選手にヒットを浴びるも、マルティネス選手をレフトフライに抑え、2回裏は1アウトから日本ハム野村選手に2ベースを浴びるも、日本ハム上川畑選手、石井選手を打ち取りました。

玉村投手は3回裏2アウトから日本ハムスティーブンソン選手にヒットを浴びるも、レイエス選手をサードゴロに取り無失点に抑えました。玉村投手は3イニング40球を投げて3安打無四球で無失点に抑えました。今日の玉村投手はスライダーを封印しつつ、ストレート中心のピッチングで組み立てたそうです。まずまずの結果に玉村投手も手応えを感じていたそうです。

打線は日本ハム上原投手に対して4回まで出塁は二俣選手の四球と石原選手のシングルヒットのみでした。カープ打線はまたしても左腕アレルギーかと思わせる感じでした。

4回裏、2番手の森投手は日本ハムマルティネス選手と万波選手に連打されノーアウト1、2塁とされましたが、日本ハム野村選手をセカンドゴロ併殺打、上川畑選手をショートゴロに打ち取り無失点で切り抜けました。

5回表、日本ハム山本投手に対して1アウトから矢野選手と高木選手の連打で1、3塁とし、韮澤選手がライト前へタイムリーを放ち、1-0と先制しました。久保選手は空振り三振に倒れましたが、中村奨成選手がレフト前タイムリーを放ち、2-0としました。

森投手は5回裏、日本ハム石井選手と五十幡選手に連打されノーアウト1、3塁とされ、日本ハム郡司選手に犠牲フライを許して2-1とされました。味方が得点した直後のピッチングが森投手の課題と言えそうですね。

森投手は6回裏、先頭の日本ハムレイエス選手に四球も清水選手をサードゴロ併殺打、水谷選手をキャッチャーフライに抑えました。

7回裏は3番手にドラ2ルーキーの高投手が登板し、1アウトから日本ハム上川畑選手にヒットを浴びるも、キャッチャー高木選手が2盗を刺して、日本ハム石井選手をライトファウルフライに抑えました。高投手も調整は順調のようです。

8回表、打線は2アウトから二俣選手と中村健人選手の連打で1、2塁としましたが、坂倉選手はショートゴロで追加点を挙げられませんでした。

8回裏は4番手の内間投手が登板し、日本ハム戦代打加藤選手にヒットを許すも後続を抑えました。

9回表、打線は2アウトから高木選手がレフトフェンス直撃の2ベース、韮澤選手の四球で1、2塁としましたが、代打田村選手はライトフライに終わり、終盤のチャンスをモノに出来ませんでした。

9回裏、5番手に大道投手が登板しました。1アウトから日本ハム細川選手にストレートの四球を与え、続く野村選手にヒットで1アウト1、3塁とされ、日本ハム上川畑選手にレフト前タイムリーを浴びて2-2の同点になりました。続く日本ハム石井選手にレフトへタイムリー2ベースを浴びて、2-3で逆転サヨナラ負けを喫してしまいました。このイニングはドリヨシは見ていなかったのですが、おそらく大道投手はストレートで押していったのだと思いますが、パ・リーグの打者はストレートに強いので、簡単に弾き返されたのかなと思います。

今日は若手選手中心で臨んだ試合でしたが、どうもいまいち元気がなかったような気がします。そんな中で元気だったのは高木選手でしょうか。打撃良し、守備良しで首脳陣にアピール出来たのではないかと思います。

さて、次のオープン戦は3月1日から倉敷で楽天との3連戦です。若手選手の1軍と2軍の振り分けが始まります。外野手争いはさらにし烈になりそうです。ただ、疲れがたまっているかもしれませんが、若手選手の皆さんには元気を出して頑張って欲しいです。