森下投手、島内投手が新球種を試投!

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【広島】森下暢仁がマエケン・スライダーを試投 打席の矢野雅哉は「かなり曲がっていた」と驚き

2/2(金) 19:06配信


日刊スポーツ
ブルペンで投げる広島森下(撮影・加藤孝規)

 広島森下暢仁投手(26)が2日、宮崎・日南キャンプでマエケン・スライダーを試投した。目慣らしの調整で左打席に立っていた矢野雅哉内野手の足元を襲った。持ち球のカットよりも大きく曲がる新球種は、26球中1球のみ。「感触としては1球しか投げていないので、全然分からないです」。本人は淡々と振り返るも、矢野は驚きの表情を見せた。「かなり曲がっていました。あれがインコースに決まると打てない」。すでに高性能の変化球を持つ右腕が、また新たな武器を加えようとしている。

 1月に合同自主トレを行ったタイガース前田から変化球の握りや使い方、意識などを学んだ。前田の武器であるスライダーも、そのひとつ。「使えるか使えないかはやっていく中で決めれば。まずはストレートをしっかり投げられることが大事だと思う」。直球を軸とした投球の精度を上げていく調整の中で、新球種の感覚も磨いていく。

 右肘手術明けの昨春キャンプとは違い、今年は2日目からブルペン入りと順調な滑り出しだ。新球種習得はさらなる高みを目指すために求めたもの。「まずは今持っている球種をしっかり投げられたら一番いいんですけど、それがダメなときに使える球があればいいなという気持ちです」。今後も握り方などを試行錯誤しながら、完成度を高めていく。【前原淳】


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【広島】最優秀中継ぎの島内颯太郎が新球カーブを15球「真っすぐの軌道で落ちてくれれば」
2/2(金) 19:38配信

日刊スポーツ

ブルペンで投げる広島島内。右は永川投手コーチ(撮影・加藤孝規)

 昨季最優秀中継ぎ投手に輝いた広島島内颯太郎投手(27)が、新球を多投した。

 今キャンプ初ブルペンで投じた41球のうち、15球がカーブ。人さし指を浮かせて握っていたが、投球中に人さし指と中指で球を切るように修正。「ちょっと抜ける球が多かったので。僕の中では感覚が良かった」。ゆったりと大きく曲がるのではなく、縦に曲がるスライダーのような変化にも「真っすぐの軌道で落ちてくれれば。あとはキレさえあれば」とまずまずの試運転となった。

 昨年は自己最多の62試合に投げ3勝3敗2セーブ、球団新記録の39ホールドをマークした。







キャンプ2日目、今日は森下投手と島内投手がブルペンで新たな球種を試しました。

森下投手は1月のメジャーリーグ、タイガースの前田健太投手の合同自主トレで、前田健太投手から直伝されたスライダーを試しました。とは言っても今日は26球投げたうちの1球しかスライダーを試していません。それでも、打席に立った矢野選手が驚くほど、左打者のインコースに食い込んで来たようです。

森下投手の持ち球はMAX155キロのストレートを軸に、カーブ、カットボール、チェンジアップですが、これにスライダーが加われば、ピッチングはかなり楽になると思われます。変化球に頼るピッチングになると、球威が落ちて、キレも悪くなると言われますが、そこは森下投手も理解しているようで、ストレートをしっかり投げる事が大事だとコメントしています。新たに進化する森下投手に期待しましょう。

島内投手は41球を投げました。そのうち15球を新球種のカーブで投げたそうです。カーブの抜け具合も上々のようで、感覚的には良かったようです。
MAX157キロのズバッとくるストレートにチェンジアップと、新たにカーブが加われば、相手打者もよりタイミングが取れない状況になりますね。

ドリヨシ的には、昨季は大車輪の活躍を見せましたが、その疲れが残っていないかどうかが心配です。今季も絶対的セットアッパーとしての働きが期待されますが、島内投手としては新球種のカーブが生命線になるかもしれません。

島内投手には、絶対にオーバーペースにならないように、そしてベストな状態で開幕を迎えて欲しいと思います。