新井監督が高野山で護摩行。盟友の黒田球団アドバイザーの野球殿堂入りを祝福!

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【広島】新井貴浩監督が“盟友”黒田博樹氏の野球殿堂入りに歓喜「当然だと思います。本物のレジェンド」

1/19(金) 5:00配信


スポーツ報知

20回目の護摩行に臨んだ広島・新井監督(カメラ・谷口 健二)

 広島の新井貴浩監督(46)が18日、“盟友”で球団アドバイザー・黒田氏の野球殿堂入りに「当然だと思います。本物のレジェンド」と誇らしげに、自分のこと以上に喜んだ。

 2014年オフ、同じタイミングで自身は阪神から古巣に復帰。16年に投打の中心として、球団25年ぶりのリーグ優勝を味わった。自身も今回からプレーヤー表彰の候補に入ったが「ヤンキースで(3年続けて)2ケタ勝ってメジャーのオファーを蹴って、こっちで2年連続2ケタ勝って優勝して辞めていくなんて、そんな人は出てこないと思う」と、唯一無二の魅力を表現。「毎回、黒田さんは『今日で投げられなくなってもいい』という覚悟を持ってマウンドに上がっていた。熱い気持ちを選手は見習ってほしい」と願った。

 この日は、和歌山・高野町の高野山別格本山「清浄心院」で護摩行に臨んだ。04年12月から現役引退後も続け、今回で20回目。燃え上がる火柱と格闘しながら「広島優勝、心願成就」と絶叫で連呼。昨季は2位と健闘したものの、シーズン終盤の大量の故障離脱が監督1年目の反省として残る。「選手がケガをしないように、と祈念した。昨年は自分に甘さがあった。優勝、日本一は当然の目標。ファンの皆さんを、この護摩行の火のように真っ赤に燃えさせたい」と、決意を新たにした。(畑中 祐司)

報知新聞社






今年も新井監督が護摩行に臨みました。現役時代の2004年12月からスタートして、今回で節目の20回目となりました。

新井さんは2014年オフにFAで移籍した阪神から古巣のカープに復帰しました。奇しくも黒田さんがメジャーの高額オファーを蹴って、古巣のカープに復帰するのと同じタイミングでした。そして2016年に、新井さんと黒田さんがチームを牽引して、25年ぶりのリーグ優勝に導きました。新井さんと黒田さんのカープへの復帰がなかったら、リーグ優勝はなかったかもしれません。

本文にもありますが、新井監督は「毎回、黒田さんは『今日で投げられなくなってもいい』という覚悟を持ってマウンドに上がっていた。熱い気持ちを選手は見習ってほしい」とコメントしています。まさに「一球入魂」ですね。

今季新井監督は2年目で、黒田球団アドバイザーも2年目になります。この両輪がチームを盛り上げて、6年ぶりのリーグ優勝、そして40年ぶりの悲願の日本一に導いて欲しいと思います。