斉藤投手が今季初ブルペン。師匠の大瀬良投手の前で立ち投げで30球!

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広島・斉藤が今季初ブルペン 師匠・大瀬良が見守る中、立ち投げで30球「良い球がいっている時は自分でも分かった」

1/16(火) 18:46配信


デイリースポーツ

 ブルペンで投球練習する斉藤(撮影・市尻達拡)

 広島の斉藤優汰投手(19)が16日、大野練習場で行われた合同自主トレ2日目で今季初めてブルペンに入った。

 今オフ、自主トレをともにした大瀬良大地投手が捕手の後ろで見守る中、マウンドへ。「緊張とかは特にありませんでした」と捕手を立たせたまま30球を投じた。

 自主トレで大瀬良から教わった足の使い方を確かめながらの投球。今季初の傾斜での投球に序盤は荒れるボールもあったが「腕が自然と振れた時は良い球がいっていると自分でも分かった」と後半は見守る大瀬良がおおきくうなずく場面も見られた。

 投球後、師匠からは「最後の方は連続で良い球が来ていた。今の感覚を確率良く出していけるように頑張ろう」と声をかけられたと明かし笑顔。「まずは今、教えてもらっていることをしっかり取り組みたい。キャンプまでしっかりアピールできるように」と意気込んだ。






斉藤投手は今季1軍デビューできるかどうか、注目されています。今季の自主トレは大瀬良投手の元でみっちり行われました。ピッチングの際の足の使い方を教わり、意識しながらの30球となりました。

斉藤投手は北海道岩見沢市出身の19歳です。岩見沢市立日の出小学校で4年生の時に友人に誘われた事をきっかけに野球を始めました。当時のメインポジションはキャッチャーでした。岩見沢市立明成中学校では軟式野球部に所属しました。人数不足のため岩見沢市立緑中学校と合同チームを組んだ際、緑中学校の指導者である日向清一氏から投手転向をすすめられ、2年生の秋から本格転向しました。

苫小牧中央高へ進学し、1年生の秋からベンチ入りしました。2年生の秋からエースとなりました。3年生の春の北海道大会で自己最速を更新する151キロを計測し、注目を集めました。3年生の夏は南北海道大会準決勝で札幌大谷高に敗れました。3年間で甲子園出場はありませんでした。

斉藤投手は大柄な体から角度のあるボールを投げ、制球力にも定評があります。球種はMAX151キロのストレート、カーブ、スライダー、フォークです。フィールディングにも定評があります。オリックスから西川選手の人的補償でカープに入団した日高投手と同級生になります。是非日高投手と切磋琢磨して、将来2人で1軍先発ローテーションの柱として頑張って欲しいと思います。