栗林投手が自主トレを公開!

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【広島】栗林良吏がスイーパーを習得 大谷らと同じ魔球を「持ってますよ」 だけど…

1/14(日) 13:53配信


スポーツ報知

トレーニングボールを投げる広島・栗林良吏

 広島・栗林良吏投手(27)が14日、古巣・トヨタ自動車の施設(愛知県豊田市)で自主トレし、魔球スイーパーを習得したことを明かした。

 ドジャース・大谷らが通う米国の有名トレーニング施設「ドライブライン」のスタッフが来日した昨年11月、指導を仰いだ栗林。「スイーパーを教えてもらった。変化も大きくて、褒めてもらった」。大谷が多投することなどで知られるスイーパー。スライダーより大きく横に変化する魔球を、栗林もマスターしたという。

 21年に新人王に輝くなどフォークを武器に活躍。昨季はフォークが不調だったが「後半戦でフォーク以外でも勝負できる自信をつかんだ。以前ほどフォークへのこだわりはない」。すると、スイーパーが新兵器? 

 ところが「肘が痛いんですよ。スイーパーを投げた後、肘が張っていた」。フォームが合わないのか…。「いずれ投げられたらいいんですけど」と魅力を実感しながらも、持ち球にすることは封印。他球団の相手に向けて「スイーパーを持ってますよ、と言っておきます」と笑った。

 ただ、「ドライブライン」の教えは有益で、この日も数種類のトレーニングボールをフェンスに向けて壁当て。大谷も行っている練習法で、今オフから本格的に取り入れた。左足のつま先を体の右側に向けておいてから投げるなど「無意識に体のねじれが生まれるように」と捻転差を意識する練習も。「体の使い方が良くなれば」と球威アップを図る。

 昨季はWBC中の故障の影響などで一時、中継ぎに回った。「(抑えは)やりがい、充実感がある。そこで投げさせてもらえるように、今シーズンは開幕から結果を出したい」。通算100セーブまであと14だが「1年の成績でキャリアハイを。とくに試合数。チームで一番投げられたら」。昨季の55試合を上回る登板で、勝利に貢献する。

報知新聞社






栗林投手は古巣のトヨタ自動車の施設で自主トレを行っています。

栗林投手は通算100セーブまであと14と迫りました。登板21試合目までに達成すれば、2008年のソフトバンクの馬原孝浩投手の178試合を抜き、日本選手最速となります。

キャッチボール前にはアメリカのメジャーリーガーが通うジム「ドライブライン・ベースボール」仕込みの壁当てで体をほぐしました。「ドライブライン・ベースボール」のスタッフが来日した昨年秋に約1週間、東京都内に出向き、動作解析を体験しました。体をねじりながら重さの違うボールを投げました。「ダルビッシュさんをはじめ、みんなやっている。無意識にねじれができるように」と意欲を口にしました。

昨年は3月のWBCを腰痛で途中離脱し、シーズンは55試合に登板し、3勝7敗18セーブ、15ホールド、防御率2.92と、不甲斐ない成績に終わりました。4年目の今季は守護神奪回、チーム最多登板、防御率1点台を目標に、フル回転を誓っています。「昨年はセーブ王を取りたいと言って、つまずいた。登板数や防御率にこだわりたい」と栗林投手。

今季、セーブ王を獲得出来た暁には、チームのリーグ優勝と日本一がついてくるはずです。