西川選手の人的補償でオリックスから日高投手を獲得!

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広島がオリックスから19歳右腕・日高を獲得 西川龍馬の人的補償…入団から1年で移籍


1/5(金) 12:01配信


Full-Count

2022年ドラフト5位で入団…2軍では12試合に登板し1勝1敗、防御率3.15

広島に人的補償で移籍する日高暖己(写真はオリックス在籍時)【写真:真柴健】

 広島は5日、今オフ国内フリーエージェント(FA)権を行使してオリックスに移籍した西川龍馬外野手の人的補償として日高暖己投手を獲得したことを発表した。西川の2023年の年俸は人的補償が必要なBランクとみられていた。

 19歳の日高は宮崎・富島高から2022年ドラフト5位でオリックス入団。昨季は2軍で12試合に登板し1勝1敗、防御率3.15の成績を収めていた。プロ入りからわずか1シーズンでセ・リーグへ移籍となった。

 広島は過去には2007年に赤松真人外野手(新井貴浩内野手が阪神移籍)、一岡竜司投手(大竹寛投手が巨人移籍)、長野久義外野手(丸佳浩外野手が巨人移籍)の3選手を人的補償で獲得している。日高で4人目となった。

 日高がオリックスを通じて発表したコメントは以下の通り。

「今回の話を聞いて、今はただびっくりしているというのが、率直な気持ちです。オリックス球団には、まだ何も貢献できていなかったのですが、いろいろな方々に優しくしていただいて感謝しかありません。チームは変わることになりましたが、やることは変わらないと思いますので、ファンの方々に応援していただけるように、これからも頑張っていきたいと思います」

Full-Count編集部






ついに西川選手の人的補償選手が決まりました。オリックスから日高暖己投手を獲得しました。

日高投手は2004年9月16日生まれの19歳、身長183センチ、体重72キロで長崎県の出身です。細島小1年時から細島スポーツ少年団でソフトボールを始め、5年生から投手になりました。富島中では投手とショートを兼任し、2年生の秋には県大会準優勝しました。3年生の夏の大会が終わると、全国中学生都道府県対抗野球大会へ宮崎県選抜で出場しました。富島高では1年生の秋からショートと投手で登板。2021年の夏の県大会では3試合に登板し、3回戦で敗退しました。秋は県大会ベスト8、2022年春は県大会3回戦で敗退しました。2022年ドラフト5位でオリックスに入団し、ルーキーイヤーの2023年は1軍での登板はなく、2軍で主に体作りに専念してきました。

昨季2軍での成績は、12試合に登板し、20イニングを投げて1勝1敗、防御率は3.15でした。

日高投手は、今後体を鍛えていけば、確実にエース候補に浮上すると期待されています。オリックスからメジャーリーグのドジャースに移籍した無双のエース、山本由伸投手をお手本にしたとされるテイクバックを大きくとる特徴的なピッチングフォームで「由伸2世」ともいわれるなど、ポテンシャルの高さは認められていたとあって、カープからすれば大金星とも言える大補強となったと言っていいと思います。

日高投手のプロ2年目の今シーズンに注目ですね。