田中選手が2000万円増で契約更改!

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【広島】田中広輔、2000万円増での更改に笑顔 「個人的には目標」1000安打へGO


12/5(火) 11:12配信


日刊スポーツ

2000万円増の推定5000万円で契約更改後、来季の活躍を誓う広島田中。(ボード内の写真は4月16日の同点満塁本塁打)(撮影・加藤孝規)

 広島田中広輔内野手(34)が広島市内で契約交渉に臨み、2000万円増の5000万円で更改した。

 昨年は1億5000万円から3000万円への大減俸となったが、今年は1軍で完走。代打、代走も含めて持ち味を発揮し「取り組む姿勢も含めて評価していただきました」と笑顔も見せた。

 10月15日のDeNAとのクライマックスシリーズ・ファーストステージ(マツダスタジアム)では、ファイナルへの突破を決める決勝打。ここ一番での勝負強さも目立った。ただ田中本人は「もう少しできたかな」と満足はせず。残り55本に迫った1000安打を「個人的には目標にしています」と掲げる。

 チームとしてはV奪回へ。王者との差を「阪神はみんなで四球を取りに行ったり、しっかり守ったりとチームとしてのプレーがしっかりしていた」と受け止め、次代を担うカープの若手に「ぼくはウエルカムなので、いつでも聞いてきてほしい」と底上げに貢献する。

 年明けは鹿児島・喜界島での自主トレからスタート。健康で、フルシーズン働ける体を作りあげる。(金額は推定)






田中選手は復活したと言っていいと思います。今季は印象に残るプレーが多かった感じがします。4月16日のヤクルト戦で復活の狼煙を上げる同点満塁ホームランを放ち、クライマックスシリーズファーストステージ第2戦では決勝タイムリーを放ち、ファイナルステージ進出に貢献しました。

ケガなどで苦しんだ近年とは異なり、1軍完走を果たした今季は田中選手自身、次の目標に向けてのステップになったのではないでしょうか。手応えを掴んだ今季の結果を糧に、プロ11年目の来季は、まずあと55本と迫ったNPB通算1000安打を目指します。そして、その先にあるリーグ優勝と日本一に向けて、トレーニングを重ねていきます。

来季は再び「タナ・キク」の二遊間コンビが見たいですね。