矢野選手が小園選手に宣戦布告!?

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【広島】矢野雅哉、侍小園に挑戦状「打撃を上げて狙いたい」秋季キャンプでは“自称キャプテン”


11/18(土) 17:56配信


日刊スポーツ

プロ1号本塁打を放ちベースを1周する広島矢野(2022年8月16日撮影)

 広島矢野雅哉内野手(24)がアジアプロ野球チャンピオンシップ2023に出場する小園に挑戦状をたたきつけた。若き侍ジャパンの遊撃で活躍を見せる小園だが、広島では試合終盤に矢野が遊撃の守備固めとして起用されていた。試合数では小園を上回る83試合で遊撃を守り、守備力には定評がある。「打撃を上げて、(レギュラーを)狙いたい」と正遊撃手争いへ、課題克服に取り組んでいる。

 打撃では今季、打席での粘り強さを見せたものの、146打席で35三振を喫した。1割8分5厘、0本塁打、3打点。「追い込まれてからのまっすぐが課題だった。少しずつ良くなっている」。これまで手首を絞って握っていたが、力を入れずに親指に乗せる感覚で手首を柔らかく使うことで、インパクト時にヘッドが下がる悪癖が改善された。ここまで紅白戦5試合、侍ジャパンとの練習試合の計6試合で三振はゼロ。一定の成果が出ている。

 若手主体の秋季キャンプでは特に守備練習で率先して声を出し、チームメートに指示を出す姿が目立つ。新井監督からは“自称キャプテン”といじられるも、若手のリーダー格としての自覚が感じられる。「藤井ヘッドからも言っていってくれと言われているし、言葉にしていかないとと思っている」。守備力から得た出場機会で守備に対する自信は深めただけに、課題の打力が上がればレギュラー取りにも近づくはずだ。






ドリヨシ的にはショートのレギュラー獲り目指す矢野選手を推しています。矢野選手の守備力は異次元的なものがあります。今季レギュラーシーズンでは出場試合数は小園選手を上回る83試合でショートを守り、守備範囲の広さと強肩を度々披露しました。印象に残っているのは、9月30日のマツダスタジアムでの阪神戦の9回表の守備で、ピッチャーとショートの中間に落ちた小フライのバウンドを矢野選手が右手の素手で捕って難しい体勢から1塁へ送球してアウトにした、ウルトラスーパープレーが忘れられません。プロ野球ニュースの「プレー・オブ・ザ・デイ」の年間大賞にも矢野選手が選ばれました。

これだけの素晴らしい守備力がありますから、あとは打撃力だけですね。確実性を上げていけば、ショートのレギュラーポジションは獲得出来ると思います。この秋季キャンプ、シーズンオフ、自主トレ、来季の春季キャンプと、目の前の課題をどんどんこなしてレベルアップを図り、小園選手を上回る存在になって欲しいと思います。