オープン戦@バンテリンドーム 広島7-8中日 大瀬良投手6回途中4失点も問題なし!「魔の8回」か、森浦投手逆転許して敗戦。

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『開幕投手』確定の大瀬良 6回に4失点もストレート威力十分 新井監督「何も問題ない」【広島】

3/15(水) 19:07配信

中日スポーツ

中日戦に先発した大瀬良

◇15日 オープン戦 中日8―7広島(バンテリン)

 開幕投手に決まっている広島の大瀬良が好調ぶりを見せた。70球を超えた6回に4失点したものの、5回まで2安打無四球無失点。「昨年とは真っすぐに対する打者の反応が違うというか、そういったものは見て取れる部分もある」と大瀬良。自身も感じたように、6回にも150キロ台を計測したストレートは威力十分だった。

 新井監督も「いいボールを投げてましたし、何も問題ないと思います」と安心して見ていた。

中日スポーツ





勝ち試合の流れでしたが、8回に大逆転を許し、昨季までの「魔の8回」の再現かと思うくらい、今日の敗戦はショックでした。

打線は中日の先発涌井投手に対し3回までデビッドソン選手のヒットのみの出塁に抑えられました。

4回表、ノーアウト1塁からマクブルーム選手がスライダーを叩いてレフトスタンドへ2ランを放ち、2-0と先制しました。マクブルーム選手のバッティングは安定していますね。おそらく開幕4番を務める事になるでしょう。

先発の大瀬良投手は4回裏、先頭の中日岡林選手に初安打となる2ベースを許しましたが、中日大島選手、高橋周平選手、アキーノ選手を3者連続三振に取りました。

しかし、6回裏、中日岡林選手と大島選手の連打から1軍アウト1、2塁のピンチを招くと、続く中日アキーノ選手にセンター前タイムリーを浴び、さらに中日ビシエド選手へ四球を与えて1アウト満塁から中日アルモンテ選手にレフトへ2点タイムリー2ベースを浴びて逆転を許して降板しました。1アウト2、3塁から2番手戸根投手の暴投で1点を失い、この回4点を奪われました。大瀬良投手は5回1/3を投げて被安打6、四死球2、奪三振4で失点4でした。大瀬良投手は5回まではほぼ完璧なピッチングを展開していました。6回はスタミナ切れで打たれましたが、ピッチングの内容は良かったです。ストレートは威力がありましたし、変化球もキレていました。新井監督も問題ないと太鼓判を押していました。

逆転された直後に打線が奮起しました。中日3番手砂田投手に対し、7回表2アウトから菊池選手の2ベース、田中選手のライト前タイムリーで1点差。さらに代打上本選手の内野安打で1、2塁とし、続く代打末包選手がレフトへ2点タイムリー2ベースを放ち、4連打で逆転に成功しました。

さらに8回表1アウト満塁から代打田村選手がライト前タイムリーを放ち、さらに上本選手の押し出し四球で2点を加え、7-4としました。今日の打線は12安打で7得点を挙げました。

この流れで行けば、間違いなく勝てる試合、いや、勝たなくてはならない試合でしたが、「魔の8回」が襲ってきました。8回裏、4番手の森浦投手が捕まりました。中日先頭のカリステ選手への四球と堂林選手の失策などで1アウト1、2塁から中日の高卒ルーキー山浅選手にタイムリーを浴びて7-5。さらに社会人ルーキーの中日福永選手にレフトスタンドへ3ランを浴びて7-8と逆転されました。森浦投手はやはりダメですね。これだけ打たれるという事は、ストレートの威力もなく、変化球、特にチェンジアップの抜けが良くないのかなと思います。現在の森浦投手では、勝ちパターンには起用できない感じですね。

リリーフ投手陣の整備が開幕までどれだけ進むか、チームとしての緊急の課題になりますね。

次のオープン戦は17日はシティSでオリックス戦、18日、19日はマツダスタジアムで同じくオリックス戦です。若手選手の生き残り競争はますますし烈になりますし、リリーフ投手陣の確立に向けて、若手投手の奮起を期待しましょう。