開幕延期はカープ投手陣にはプラス?

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広島投手陣は前向き 大瀬良「準備を100%したい」床田「時間ができた」
3/12(木) 15:20配信

 キャッチボールをして調整する大瀬良(撮影・立川洋一郎)

 広島の投手指名練習が12日、マツダスタジアムであり大瀬良大地投手、床田寛樹投手、K・ジョンソン投手が参加した。大瀬良は13日、床田は14日のソフトバンク戦にそれぞれ先発する予定だ。

 新型コロナウイルス拡大の影響で20日の開幕が延期になった。大瀬良は当初、13日に最終仕上げをして中6日で20日の中日戦に臨む予定だった。スケジュールが変更になったが「やるべきことは変わらない。あしたはあしたの、やることをやりたい。準備を100%したい」と意気込んだ。

 床田は開幕延期をプラスに捉えた。調整登板した前回7日の教育リーグ・オリックス戦では4回8安打7失点。初回、ロドリゲスに左越え3ランを被弾し、二回も制球が定まらず3点を奪われた。

 春季キャンプから本調子ではなく今も試行錯誤が続いている。「期待を裏切ってばかりいる。時間ができたので、しっかりと調整をしたい」と意気込んだ。

先発投手陣の一部とリリーフ投手陣にとっては、開幕延期で立て直す時間が出来たと見ていいのかもしれません。

先発投手陣では、大瀬良投手とK・ジョンソン投手は当確ですが、床田投手、九里投手、遠藤投手がピリッとしません。大量失点しているところが気になります。共通しているところは、球が高めに浮いていて、球威がないところでしょうか。下半身の粘りがないように感じますので、開幕が延期になった時間で、走り込みや投げ込みをしっかりして欲しいと思います。

リリーフ投手陣も万全ではありません。特にDJ・ジョンソン投手とフランスア投手が失点を重ねています。この2人もストレートに球威がなく、簡単に弾き返されています。パワーピッチャーである2人ですが、やはり下半身の粘りが必要かなと思いますので、この空いた時間を利用して、しっかりトレーニングをして欲しいですね。

カープの投手陣にとっては、開幕が延期になったことは非常に助かったと見ていいのかもしれません。各投手はそれぞれの課題の克服に専念してもらいたいです。