練習試合@コザしんきんスタジアム 広島5-4千葉ロッテ 鈴木誠也選手先制弾!投手陣に課題も佐々岡監督対外試合初勝利!
佐々岡広島が“初陣”1勝、鈴木誠也が先制アーチ
2/14(金) 16:43配信
広島対ロッテ 2回裏広島無死、鈴木誠也は中越え本塁打を放つ(撮影・加藤哉)
<練習試合:広島5-4ロッテ>◇14日◇コザしんきんスタジアム
今季初の対外試合となった広島は、2回に4番鈴木誠が唐川からソロを放って先制。
1点リードの9回、フランスアが3連打を浴びるなど一時逆転を許したが、その裏、相手7番手成田の連続死球などで再逆転。
5-4で勝利し、佐々岡監督の初陣を飾った。
広島-ロッテの練習試合は思わぬ幕切れ…2者連続死球で異例のサヨナラ終了
2/14(金) 18:39配信
◆ 本来なら展開に関係なく9回裏完了のはずが…
広島とロッテの練習試合が14日、コザしんきんスタジアムで行われ、広島が5-4で勝利した。9回裏は2者連続デッドボールでのサヨナラ決着。場内は騒然となった。
試合はロッテが4-3とリードし9回裏、広島の攻撃。ロッテは開幕一軍入りを目指す成田をマウンドに送ったが、左腕は2四球などで一死満塁のピンチを背負った。打席に広島のドラフト2位・宇草を迎えたが、ここでも成田は制球が定まらず押し出し死球を献上。宇草は6回の打席でも育成右腕のサントスから死球を受けており、臨時代走・小園を送られベンチに下がった。
成田は続く上本にも死球を当ててしまい、計4四死球の大乱調。4-5と逆転を許した。ここで広島サイドが「終わり?」とロッテサイドに問いかけると、ベンチの井口監督は指で×印。結果的にサヨナラでの試合終了となった。
この時期の練習試合は選手の調整が主となるため、両軍申し合わせのうえ、試合展開に関係なく9回裏まで完了するケースが多い。しかし、まさかの連続死球終了に観客も騒然。成田は帽子をとったままベンチへ引き上げた。
BASEBALL KING
まずは今日の練習試合、佐々岡監督にとっては初の対外試合になりましたが、なんとか初勝利をおさめることができました。
打撃では、鈴木誠也選手が好調ですね。2回にロッテ唐川投手の初球をフルスイング。先制のソロホームランを放ちました。初球から積極的にいけてるのが好調の証拠ですね。
注目されたのは先発の遠藤投手です。1軍生き残りをかけた今日の登板ですが、立ち上がりは球が高めに上ずり、味方の失策も絡んで3回3安打2失点の内容でした。今日の内容では、まだ生き残りは判断できないだろうと思いますので、次回登板に再注目ですね。
心配なのはフランスア投手です。3-2の1点リードで迎えた9回に登板しましたが、ロッテ打線に捕まり、3連打を浴びるなどして3-4と逆転を許しました。フランスア投手はまだ登板過多の疲労が蓄積しているのかもしれません。そうなると、新外国人のDJ・ジョンソン投手かスコット投手の活躍に期待がかかりそうです。
試合は9回裏、ロッテ成田投手の大乱調で1安打2四球2死球で5-4となり、試合終了となりました。佐々岡監督の初陣は勝利をおさめることができましたが、今一つスッキリしませんね。
試合経過は以下の通りです。
<練習試合:広島5-4ロッテ>◇14日◇コザしんきんスタジアム
広島が今季初の対外試合。5-4でロッテを破った。2回に4番鈴木誠也が今季1号となる先制本塁打を放った。
ロ002000002=4
広010002002=5
【1回表】
1番藤原は右直。右翼の鈴木誠がスライディングキャッチ。
2番藤岡は遊ゴロ。
3番中村奨は死球。2死一塁。
4番井上は四球で2死一、二塁。
5番安田は左飛。
【1回裏】
1番田中広は空振り三振。
2番菊池涼は右飛。
3番西川一ゴロ。
【2回表】
6番田村は右前打。無死一塁。
7番福田光は初球を右前に運び、無死一、二塁と得点機をつくる。
8番菅野は遊撃への小フライ。1死一、二塁。
9番岡は外角直球を見逃し三振。
藤原は変化球に見逃し三振。
【2回裏】
4番鈴木誠が唐川の137キロ初球を強振して左翼スタンドへ先制ソロを突き刺す。スタンドは大拍手に包まれる。1-0。
5番長野は二ゴロ。
6番ピレラは初球を打って左飛。
7番安部は投ゴロ。
【3回表】
藤岡は右前打で出塁。無死一塁。
中村奨は三ゴロも、三塁手ピレラが一塁へ悪送球し、一走藤岡が一気に生還した。中村奨は二塁に進んで無死二塁。1-1。
井上は中直も中堅西川がダイビングキャッチ。二走中村奨がタッチアップで三塁へ。1死三塁。
安田が中堅への犠飛を放ち、ロッテが2-1と勝ち越した。
田村は右飛。
【3回裏】
ロッテは唐川に代わってチェンが2番手で登板。唐川は2回1安打1失点。
8番坂倉は投ゴロ。
9番野間は四球。1死一塁。
田中広の3球目に野間が盗塁成功し、1死二塁。
田中広の右前打で二走野間が本塁を狙うも、タッチアウト。田中広に代走小園。
菊池涼は右飛。
【4回表】
広島が選手交代。(投)遠藤→塹江、(二)菊池涼→曽根、代走小園はそのまま遊撃。
福田光は一ゴロ。
菅野は三邪飛。
岡は中前打。2死一塁。
藤原は二ゴロ。
【4回裏】
西川は二ゴロ。
鈴木誠は左翼ポール際への大ファウルの後、中飛に倒れる。
長野は三ゴロ。
【5回表】
広島が選手交代。(中)西川→高橋大、(右)鈴木誠→宇草。
藤岡は空振り三振。
中村奨の代打佐藤は見逃し三振。
井上の代打香月は一ゴロ。
【5回裏】
ロッテが選手交代。(投)チェン→岩下。代打佐藤はそのまま指名打者、代走香月がそのまま一塁。
ピレラは左飛。
安部は遊飛。
坂倉中飛。3者凡退で無得点に終わる。
【6回表】
広島が選手交代。(投)塹江→高橋樹、(一)安部→堂林、(三)ピレラ→三好。
安田は遊ゴロ。
田村の代打柿沼は三ゴロ。
福田光が左前打で2死一塁。
菅野は空振り三振で無得点。
【6回裏】
ロッテが選手交代。(投)岩下→サントス、(遊)藤岡→(二)西巻、福田光が(二)→(遊)、代打柿沼はそのまま捕手。
野間は四球。無死一塁。
小園の2球目に野間が盗塁成功も、塁から離れてしまいタッチアウト。スタンドは歓声のちため息。小園は四球で1死一塁。
曽根は二塁への内野安打。1死一、二塁。
高橋大は中飛。2死一、二塁。
宇草は死球で2死満塁。
長野の代打小窪が四球を選んで押し出し。2-2に追いつく。
三好も押し出し四球で、広島が3-2と勝ち越した。
堂林は遊ゴロに倒れる。
【7回表】
広島が選手交代。(左)野間→正随。
岡は空振り三振。
藤原も空振り三振。
西巻は三ゴロ。
【7回裏】
ロッテが選手交代。(投)サントス→石崎。
坂倉は中飛。
正随は二塁後方に落ちる内野安打。1死一塁。
小園への4球目が暴投となり一走の正随が二塁へ。小園は右前にライナー性で運び、1死一、三塁。
曽根の投ゴロで正随が三本塁間で挟殺。打者走者の曽根は二塁へ進塁し、2死二、三塁。
高橋大は空振り三振。
【8回表】
広島が選手交代。(投)高橋樹→矢崎、(捕)坂倉→石原貴
佐藤は中飛。
香月は遊ゴロ。
安田は一ゴロ。
【8回裏】
ロッテが選手交代。(投)石崎→東條。
宇草は二ゴロ。
小窪は中前打。代走に上本。1死一塁。
三好は遊ゴロ。上本が進塁して1死二塁。
堂林は四球。2死一、二塁。
石原貴は空振り三振。
【9回表】
投手矢崎→フランスア。
柿沼は左飛。
福田光は右前安打。
菅野も右前安打で続き1死一、二塁。代走和田。
岡の中前適時打で二走の福田光が生還し同点、3-3。送球間に走者がそれぞれ進塁し、1死二、三塁。
藤原の二ゴロへの当たりをホームへ転送も、三走の和田がタッチをかいくぐり4点目。1死一、三塁。
西巻は捕飛。
佐藤は左飛に倒れる。
【9回裏】
投手東條→成田
正随は四球。無死一塁。
小園は右飛。
曽根は四球。1死一、二塁。
高橋大は左前安打で1死満塁。
宇草はこの日2度目の死球。押し出しとなり、4-4の同点。臨時代走に小園。なお1死満塁。
上本も2者連続の死球となり、押し出しで広島が勝ち越し、5-4で試合終了。試合は、練習試合のため、特別ルールで行われた。
<スタメン>
【ロッテ】
(中)藤原
(遊)藤岡
(指)中村奨
(一)井上
(三)安田
(捕)田村
(二)福田光
(右)菅野
(左)岡
(投)唐川
【広島】
(遊)田中広
(二)菊池涼
(中)西川
(右)鈴木誠
(指)長野
(三)ピレラ
(一)安部
(捕)坂倉
(左)野間
(投)遠藤