弘前公園をたっぷり堪能した後、若い頃から来店したかった
喫茶店に今回初めて行ってきました。
私は高校卒業後 21歳まで弘前の6畳一間のアパートに住んでいました。
登録有形文化財 趣のある建物の指定を受けている
弘前市元寺町にある三上ビル
店内はカウンター席とテーブル席がありますが、そんなに広くはありません。
店内にいるだけで昭和にタイムスリップしたような気持になります。
タバコを止めた私ですがヤニの香りも昭和の喫茶店の雰囲気を醸し出しています。
おしゃれなカップに注がれたコーヒー
小さいチョコが付いていました。
今は、スティックシュガーとポーションですがシュガーとミルクも陶磁器に入っています。
妻の情報です。
トイレは和式水洗ですが、なんと昔ながらのヒモを引いて流すタイプだったそうです。
お店を出た後、少し土手町方向を散策
今はマンションが建っていますが、昔は「かくは宮川」というデパートがありました。
大正12年にエレバーターを備えた東北では初めての鉄筋コンクリート造りの百貨店だった
そうです。
小さい頃、父母 2人の姉 兄 そして私
秋の収穫後 雪解けの頃 年2回 蒸気機関車に乗って冬物を買いに父が連れて行ってくれました。
懐かしい思い出です。
昼時食べた中華そばや鍋焼きうどん カツ丼などは当時子供にとっては豪華な食事でした。
この建物は、日本キリスト教団弘前教会
東北最古のプロテスタント教会だそうです。
明治40年8月に建てられたものです。(115年前)
青春時代を過ごした弘前を久しぶりに散策した後、この日の宿泊地
黒石温泉郷へ向かいました