大正池から散策しながらゆっくり歩いて5時間かけて辿り着いた「明神館」
19日 この日歩いた総歩行距離は11.03km
旅館のようなロッジのような宿
宿のうたい文句は、朝焼けの宿「明神館」
6年前に訪れた際に妻とこんな会話をしていました。
「いつか上高地のこんなポツンとした宿に泊まってみたいね」
それが今回実現できました。
現在は、河童橋周辺が上高地の中心地のように紹介されていますが、
昔は、ここ明神館周辺が中心地だったそうです。
明神館は元々は木こり小屋で徳吾の小屋と呼ばれていたのが前身です。
日本アルプスを紹介した「ウオルター・ウエストン」の最初の宿でもあります。
私達は別棟の部屋に案内されました。
部屋はトイレ無し・風呂無し
・テレビ無し
のきれいに清掃された
清潔感ある6畳間
そして、明神岳が真っ直ぐみえる部屋でした
ラッキー
シーツが無いとの情報もありましたが、ちゃんとありましたよ!
浴衣もありました。
※トイレは共同ですがウオッシュレット 私が早朝使用した際はお湯が
出ませんでしたが、洗面所も共同です。
隣室の音は多少聴こえてきますが、気になりませんでした。
バスタオル・名入れフェイスタオル・茶菓子・茶器などあります。
一休み後、早々疲れた身体を展望大浴場で癒しました。
※温泉ではありません。湧水を沸かしたお風呂です。
シャンプー・リンス・ボディーソープ有
洗い場6ヵ所 男女別々
大浴場とまでは言えませんが、浴槽に浸かりながら真っ直ぐに明神岳が見えます。
あ~、絶景かな 絶景かな!
フロント
WiHiもあり繋がります。部屋にはパスワード案内がないのでフロントで写メしたほうがいいですよ。
湯上り後は、冷えたで喉をうるおし
ついでに外のテーブルで明神岳を眺めながら一番搾り
うぅぅ~~たまんねえ~な~~ 幸せ~~・・・
午後3時過ぎになると日帰り観光者や登山者の人影もまばらになりますので、
一人静かに飲めました。
と、浸りながら部屋に戻ってまもなく
いきなり大きな揺れ
忘れもしないあの飛騨地方の地震 震度4
まさか直後に明神岳群の崩壊に遭遇!
その後、夜中まで余震の揺れと地響きが続き
恐怖の時間を過ごしました
オーナーさんのお話では、この周辺は岩盤が硬いので大丈夫と
言ってましたが、やはり怖い
部屋にテレビが無いので情報はスマホ頼りです。
夕食は18:00から(宿泊者合同)
感染対策もしっかりされていました。
フタをしてる器は、お味噌汁 お蕎麦です。
想像していた料理とは違い美味しくいただけました。
※ご飯お替わり自由
不思議なことに、夕食時間には余震がありませんでした。
夕食時にオーナーさんの観光紹介があり参考になりました。
朝焼けの宿「明神館」ということで、余震の恐怖にさらされながら
朝を迎えました。
星空観察も楽しみにしてましたが、余震の恐怖が先行し忘れてしまいました。
20日の朝も雲一つない青空です。
明神岳に朝日があたり朝焼けを見ることができました。
また、小鳥の囀り 少し冷えた山の空気が気持ち良かったです。
明神岳全体に朝日があたる時間に朝食です。
朝食は7時から(宿泊者合同)
早朝から長野県警察航空隊のヘリコプターが昨夕の地震による槍ヶ岳鎌尾根付近の遭難者救助の為か何度となく飛んでいました。(右下)
朝食も品数豊富で美味しかったです。
朝からネギトロは嬉しいですね
車を乗り付けて泊まる宿と違い歩いて
行かないと泊まれない宿に憧れて今回
お世話になりましたが、とてもいい思い出になりました。
スタッフの対応もよく地震の恐怖もありましたが、今となればこれも思い出になりました。
ネットで明神館の情報が詳しく検索できなかっので(私の勉強不足・・かも)
宿泊検討の方の為に、私なりに詳細をブログにしました。
参考になれば幸いです。
補足
1 消灯21:30ですがへの常夜灯は点灯(ON OFFスイッチ有)
廊下・トイレは電気が点いています。
部屋のコンセントも使えなくなりますので要注意です。
今回は予備のバッテリーを持参していたの安心でした。
緊急時、バッテリーが無くなると不安ですからね!
2 自動販売機は数台あります。水 ジュース類 缶ビールなど
但し、消灯後自販機は使えません。
3 売店はPM7:30まで営業。
お土産、おつまみ お菓子 お酒などあります。
4 登山者などの為の相部屋もあります。男女別々。2段ベット
相部屋のアメニティは全て有料(売店)だそうです。
5 チェックインは15時から16時まで
チェックアウトは8時30分
今回は更にひと歩きして徳沢まで翌日(20日)歩きました。
続く