長野県奥蓼科温泉の入口付近に農業用ため池 「御射鹿池」(みしゃかいけ)があります。
私の中のため池イメージは大きな水溜りっていう認識でしたが、今回、改めて認識しました。
このため池は、水源の渋川の水が冷く強酸性な為、希釈し温めて農業用水として使えるようにしている役割を果たしているそうです。
このため池のおかげで、3年に一度お米が収穫できればいいとされていたこの地域の作柄を大きく変えたそうです。
そもそも温水ため池というのを知りませんでした。
ため池ですが、強酸性の為 PH4 湖底にはチャツボミ苔が生えていてコバルトブルーの水面となっています。
ここから温められ希釈された水が下流に向かい流れていきます。
ここを眺めているだけでも、涼しく感じます。
日本のため池100選の一つです。
撮影日2019.8.10(土)
水深 7m
標高 1100m付近
整備された広い駐車場がすぐ近くにあります。
紅葉の季節 すばらしい景色を見せてくれるそうです。