撮影日2016.2.11

群馬県庁の傍らには、昭和初期に建てられた「群馬県庁」が現在もあります。
まるで、現在の庁舎を支えるように建っていました。
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昭和3年に建てられ、建設費は当時のお金で71万3千円だそうです。
設計は、日比谷公会堂など手掛けた「佐藤功一」
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正面玄関の踊り場です。この庁舎は、外壁を凝石タイル張り、2・3階をスクラッチタイル張りとした昭和初期の典型的洋風建造物です。
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スチーム暖房 水洗トイレ 電気式集中制御時計が整備されるなど、当時としては関東近県で最も先進的な建造物でした。
現在各部屋は、会議室 展示室 喫茶室などとして県民や観光客に開放されています。
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これは金庫室です
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どっしりと黒光りした金庫が大小4台並んでいました。
昭和34年に購入された金庫で当時のお金で78,000円したそうです。
当時の県職員の給与が20,080円でしたので4倍の価格となります。
また当時の公金支払いは現在のような振り込みではなく現金での支払いだったので
毎日銀行から当日使うお金をこの金庫に入れていたそうです。

ちなみに、私も昭和34年にこの世に買われました(笑)
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二階の廊下
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しかし、いい仕事してますね~
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群馬県出身の首相や貢献したかたの肖像画です。
もちろん、「私は、あなたがたとは違うんです」の福田さんの絵もありました。
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「黄色いピアノ」です。イメージ 12

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